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本当の原因は自分自身

時間が空いてしまいました。

もやもやーっとしていたことを少し忘れられていたからかもしれません。
いい意味で、書くことへ気持ちがあまり向いてなかった。
育児をしているとまとまった時間はあまり取れないってのもあるのだが…

でも、前回のnoteを書いたことでかなり気持ちを整理できたんだと思う。
心の中にある思いを吐き出すってやっぱり意味あるんだなぁ。

今回は話す、ではなくて、書くという方法で吐き出しているんだけど、話すのとは違って同じことを何度も吟味しながら、精査しながらまとめられるのがいい。
言葉が上手いタイプではないのでやり直しがきくからいいのかも。

さぁ、ここから本題に入ります。

今年度は教員人生で最も苦しい一年だ。
その原因は、気になる子への対応。
ただ、これは直接的というか表面的な原因で、本当は自分の性格が最も大きな原因である。

昔から性格の良くない部分は自分でもわかっていたけれど、そんな自分が嫌でそれを隠そうとすることに一生懸命になっていた。

中身はすっからかん、自己中心的で打たれ弱い。でも、それを見せたくないから大きく見せようと強がるし、見てくれのいいことはする。
いわば、継ぎ接ぎの状態で進んできてしまった。

それを今年は剥ぎ取られ、ちゃんと自分と向き合え!仕事と向き合え!と子どもに言われているのだと思う。
これは自分を変える、成長させるチャンス!

…とはわかっているものの、目の前でそんな事象が起こっている時には、そんな前向きな気持ちにはなれない。

だからこそ、少し離れている時にちゃんと向き合いたい。
これから、苦しんでいる要因となっている性格的な要因をいくつか挙げていきたい。

1.過信

まず、間違いなく自分はある程度できると過信していたこと。

経験年数が浅い時は、児童理解、学級経営に関することをひたすら取り組んできた。
そのこともあってか、誰もが楽しいと思える学級づくりが少しはできているのかな〜なんて思っていた。

2校目になると、学年主任や研究推進委員など、重めの校務に関わらせてもらった。
昨年度は落ち着いた学級を担当させてもらったし、職場の雰囲気もあって、とにかく授業改善に努めることができた。
子どもと共に学ぶ感覚も楽しくて、子どもの反応もよくて、これからはどんどん学んでいくぞ、と気合いをいれて興味のある研究会に参加させてもらった。

子どもたちの心はある程度掴めるんじゃない?

学級としてもこうすれまとまるはず!

だから、今年度は授業改善をさらに進めたい!

割合で言うと、児童理解2、学級経営2、授業6くらいの気持ちで新年度を迎えていた。

しかし、これが大間違いだった。

目の前の子どもたちのことを見ずに、自分の方ばかりに興味が向いてしまっていたのだ。

本来ならば、子どもたちに合わせて授業を考えていかなければならないにもかかわらず、自分がこういう授業をしたい、こういう学級にしたい、という気持ちが強すぎた。

なぜかというと、自分の力を過信していたからだろう。

甘かった…。

2.器の小ささ

次に、人間としての器が小さいこと

気になる子の行動を受け入れることができなかった

その子に寄り添って、支援し、本気で応援する。

それが教師の役割だと本気で思っている。

……にも関わらず、なぜそんなことをするんだ、と思ってしまい、受け入れられなかったし、その行動を正そうとしてしまった。

その気になる子は、昨年度から大変はことになっていたが、進級して担任や学級のメンバーが変わったこともあったのか最初の2〜3週間はなんとかやっていた。

やっぱりわがまま?甘え?

これなら少しずつ変わっていくかな?

なんて思っていた。

そんな時に、何度もやらないようにね、と伝えていたことを自分の目の前でやったことがあった。

3回目はあなたを思って叱る。

と言うルールを子どもたちとも確認していたため、叱った。
叱った、というか、怒鳴ってしまった。
そもそも怒鳴ることが間違いなんだけど…
誰かに迷惑をかける行動だったので、腹が立ってしまったのもある。

その時だ。
その子が初めて強い口調で反論してきた。

その子からすれば、やっぱりお前もそうやって怒るんだな!と、なったのだろうか。
そこから行動がエスカレートしてきたと思う。
いわゆる注目獲得行動が増えてきた。

これがまぁ、腹が立つ。笑
仕事なんだから…
相手は子ども…
と言い聞かせても、まあ、嫌なところをついてくる…。笑
それが積もってくると、そんなことも忘れて我慢ができずに、怒ってしまう。
これが問題行動を強化してしまった。

仕事なんだから

相手は子どもなんだから

そう思えなかった、器の小ささ

素直にできない


問題行動をしてしまう


その行動を正そうとしてしまった。

その子とやり合ってしまった。

寄り添えていなかった。

完全に相手のペースにのってしまった。

3.見栄と承認欲求

そして、最後に見栄、承認欲求。

これは昔からの大きな問題。

少しずつこの仕事もわかるようになってきて、成果も出てきたこともあり、できることが増えてきた。

これがまぁ嬉しい。

できることが増えて、他の人に褒められるっていうのはいつになっても嬉しいことで。

だから、もっとできるようになりたかった。

そもそも、できるって、何が?という話。

しかし、今年度、気になる子への対応に苦戦し、沢山の先生方に入ってもらっている。

情けないなぁ…と感じると共に、

入ってもらうといことは授業をちゃんとやらないといけない…とプレッシャーにもなった。

いや、授業頑張るじゃなかったんかい!
という感じだが、その時にはもうそんな気持ちは気力は薄れてしまっていた。

この後に及んで、まだ見栄を張ろうとしていた。

できないなんて思われたくなかったのもある。

自分で自分を苦しめていた。

4.まとめ

①過信
②器の小ささ
③見栄
④承認欲求

他にも、⑤心配性で繊細、⑥打たれ弱い、⑦短気……挙げれば数え切れない。

気になる子への対応で苦しんでいるのは

間違いなく自分の気持ちが原因である。

さて、夏休み明けにはこの気持ちに打ち勝っていけるのであろうか…

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