恋唄

竜巻の渦中にいるあなたに
なに言っても駄目そうだ
でも僕が歌うことで
すこしは荒れた風をなだめる
まじないになるなら
やる価値はありそうだぜ

良かれと思って話したことが
悪く受けとられてうたがわれて
まいっちゃったなあ
こんにちは またいつものきみかい
まあそこに座って
話を聞こうか

わたしはわたしのために
ぼくはぼくのために
歌を歌おう
景色を描いていこう
時折あなたの胸のうちにある
琴をふるわせるかもね
そのときは
よろしくね
僕はほとんど愛してみるから


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