Book Boy
この世はいさかいとたたかいばかりで
どんどんと窮屈になっていく
お金がたくさんほしいよと
またまたそれだけにとらわれて
この世界の神秘とおどろきに
気づいている人が少なくなってきた
のぞみの手綱は誰もがそこにあるのを
気づかずに涙を流してしまうから
血がながれても
なにも感じなくなるのだろうか
とまるな とまるな
図書館にすわるきみ
そのままに そのままに
笑っていてよ
きみが世界を変えられるかは
まだまだわからぬけれど
きみのやさしさは
誰かを抱きしめることは
たしかだよ
ぼくらのものがたりは
誰がなんと言おうと
つづいていくから