同級生
あの頃街で出逢った
僕らまだ幼かった
けどそんなときは過ぎて
もうおとなになった僕等
ぼくだけ君の笑み忘れられず
そこかしこぼくの町彷徨う
くだらない冗談きみと話して笑うのも
くだらない事妄想して興奮して生きるのも
自由だったのさ ぼくら!
いつかのお墓で出逢った
君の魂と
心はただ孤独に怯えていて
脚は少しも動きゃしない
このままどこかの河に
とびこんできみと手を繋げたら
この世にいるどんな人とも
違うことしか考えられないぼくは
変なのかなあ
嗚呼 あの頃はなんにもなかった
でも今のほうがなにもない気がする
そんなことばかりが増えてきて
やりたくてもできないマインド
どこもかしこも楽しそうに笑う
ぼくは春の調べずっと奏でてる
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