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当たり前の物が当たり前ではなくなった時

皆さんこんにちは?
皆さんが見ている時間帯がわからないのであいさつもわからないヤマです。
今回は環境リテラシー学第4回に参加した内容について書いていきたいと思います。
環境リテラシー(第2回)の僕の視点は↓ 
失敗と楽しみを自分に|cute_beetle385 #note #夏の思い出 
https://note.com/cute_beetle385/n/n89042dcae9a6 
第1回↓
五感で楽しむ自然|cute_beetle385 #note #夏の思い出 
https://note.com/cute_beetle385/n/ne5a88e9274e1

また今回も他の皆さんの視点も公開されているので是非見てくださいそのマガジンは↓ 2022自然環境リテラシー学日誌|tatscan #note
https://note.com/tatscan/m/m8bd5536bd6cf

第3回感じたことを文字にするのは難しい。そしてそれを伝えるのはもっと難しい。|cute_beetle385 #note #夏の思い出 
https://note.com/cute_beetle385/n/n7d22e3dd426b

あと第2回と同様にこれは三重県の事業の一つである「みえアウトドア・ヤングサポーター」の内容の一環でありました。以下にURLを載せさせていただきます。
↓URL 
https://www.pref.mie.lg.jp/NOZUKURI/HP/m0278100138.htm

前書き

第3回のブログ作成最中の第4回でした。(現在積分の裏取りを終わらせたところ)実は今回一番懸念していたことはもう書くことないんじゃないのかということです。実はかなりメタ的な話ですが前回もレッドリストは偶然大学でやっていたところなので入れれたのであって解説することがあまりないので今回は何を書くのか悩みながらの始まりです。

1日目

午前

先ほども書いた通り鳥羽回の編集をしながら目的地の古里海岸に向かいます。
到着した時点で11時でこの後お昼ご飯を食べて午後へ(実習スタートです。)

午後

午後になり、みえヤングサポーターの偶然にも乗りたいと思っていた4人乗りのカヤック(コンコルド)に偶然乗ることが出来ました。(理由は面白そうだから)とは思いましたが四角形に並んで一寸法師みたいに漕ぐのかなって思っていたらまさかの4人縦乗り。これはこれで面白そうでワクワクしていました。4人で漕ぐので、案の定とんでもないスピードで駆け抜けていき、他のカヤックとぶつかっても微動だにしないというまるでマリオカートのキラーを使っているかのような気分になりました。

真ん中にある黄色くて、でかいやつが4人乗り(2日目に撮った)

そんなキラーぐらいえげつないカヤックですが弱点もあります。それは小回りがまるで効かないことです。この後小回りが効かないせいで不都合が生じます。
天気は晴れ風もほとんどなく海が鳥羽より綺麗でした。
5メートル下の海底も普通に見えるくらいなので、綺麗というよりは透明度がすごいという方が正解だと思います。
実はこのカヤックは柴田さんが2つに分けて持ってきてくださったもので実は2番目の3番目の息が合わないとかなりぶつかるのですが(個人的な感想)、自分は息を他の人と合わせることがすごく苦手なのでちょくちょくパドル同士がぶつかることもあったので次回は()ぶつけないように頑張りたいです。
実は目的地付近(厳密な場所がわからん)でサンゴとルリスズメダイがいたらしいのですが見れませんでした。これはカヤックの小回りが効かないのでそれらがいたもしくはあった場所に時間的にいけなかったからです。
ルリスズメダイは割とよくいるらしいので明日は見たいです。
目的地に到着したのですが今日の宿題?は火おこしに使う薪の代わりになる木を持って帰るというものでした。良い木が実はそこそこ見つかったのですが大体20人少しで木を集めて帰るのでかなりの流木もしくは偶然折れた木の枝を多分相当な量持って帰ることになり、到着した浜辺の周りにはほとんど流木がなくなっていました。ここでキャンプする人(後日知るのですがそこではキャンプしてはいけないらしいのでそんなことはないし近くに道路が通っているので捜索すれば、人が住んでいることがわかるので流木はなくても大丈夫ぽいです。)がいるなら大変だろうなと感じていました。

少し時を遡り、薪を大体集め終わった時柴田さんがハマゴウという植物の紹介をしてくれました。紹介の内容はものすごく苦いこと、お茶の代わりになること、鎮静剤になることを教えてもらいました。僕の感覚は匂いは独特、味は2秒後にあーマッズィってなるような味はでした。その後一緒にリテラシー受けている人(個人なので名前は出さないで行きます)がウミガメが産卵したと思われる形跡を発見しました。そこには沢山の卵の殻や少し穴が埋まったと思われる形跡があり、彼の手にはウミガメの甲羅だったもの(一部を)持っていたので驚いたのと同時に良いものを見れたのと亀について調べてみようと思いました。

ハマゴウの写真


その島から出艇してすぐ柴田さんに
岩まで競争することに
出場(??)メンバーは
柴田さん
僕たちが乗っている4人乗りカヤック
リーダーさん数人(個人)
でやることに
個人的には
自分達◎
柴田さん○
リーダーさん達全員▲
他の生徒△
って感じの予想です。(予想印は競馬など知っている人ならわかるかな?)

やる前は4人乗りカヤックがさすがに勝つだろうと思っていました。
4人でシングル艇より倍重たいカヤックを漕いでも単純計算だと倍速いことになるからです。


結果は柴田さんとほぼ同着(横にかなり広がったのでこちら視点だとよく分からない)でした
柴田さん速すぎないか?なんて思いましたがこの時は尊敬と流石という言葉しか出てきませんでした。(今でもですが)

拾った薪を使って火おこしと言いたいのですがその前にロープワーク
今回は
もやい結び
https://arinomi.co.jp/magazine/ropework_bowline-knot/#i


自在結び
https://camphack.nap-camp.com/6138


自分もやい
https://camp-quests.com/16748/

ひきとけ結びっぽいもの
を教えてもらいました。
個人的には
「自分もやい結びを片手でできるようになろう」と大学の演習林で書いてあったのでできるようになりたいと思ってたので覚えることができてよかったです。
他にもロープワークは覚えた方がいいと思っているので調べたいと思います。

火おこしです。小学校の頃から火に関するイベント(カレー作りやキャンプファイヤーなど)を経験してるので簡単じゃねって舐めていましたが火を付けるのにガスバーナー、ライター、チャッカマンなどの文明の力(利器)ましてやマッチも使用禁止で使って良いのは

マグネシウムで火をつけるやつ


/コンニチハ\

アニメネタを挟んで(松ぼっくり コンニチハとググってください)
麻紐から枯れ草、薪へと火をつけることに
正直相当難しかったです。
自分は力加減がまるでわからなくてマグネシウムをこぼしてしまいかなり(無茶苦茶)火おこしの班のメンバーにかなり迷惑をかけたと思います。
その後数時間後ようやく火がついて
夜ご飯なのですが
お腹を壊しました。


お陰でつぎの予定まで1時間で鍋とご飯を作ることになり夜ご飯の味なんて知らなねーお腹にご飯を蓄えろーという感じで普通の味の鍋を食べたと記憶しています。

次の予定として柴田さんにこれまで出会ってきた生き物について話していただきました。
シャチを海の上で見たという話は自分にとっては一度くらいは野生のシャチを見てみたいので憧れています。
この話で一番興味を持ったのは実は食べられる植物などを判定しているということでした。そのような知識はなかなか入手できない物なのでそのような本が欲しいと思いました。
というよりはそのような知識が必要になった時に柴田さんは何度も陥っているのにも関わらずほとんどをプチサバイバルと軽く話しているところが憧れたりします。
このブログでは何度も星空の話をしているのですが、今日も話します。
感想を言うとリテラシーの中で多分一番綺麗だと言えると思います。
ものすごい量の星が見え、流れ星(オリオン座流星群)も見ることができて感動しました。ここだけの話10月下旬の夜に1時間適当な服装(9月に着ているくらいのパジャマ)で星空観察していたのでテントに帰ってきた時に震えていました。




2日目

午前

今回も朝5時に起きましたが、だらけてしまって出艇時刻に遅れそうになり焦りながら着替えてテントの管理が上手くいかずに8時の集合時刻になりました。
朝の柴田さんの話はいつも持っている道具の話です。
ヘッドライト
ストロボライト
懐中電灯(防水)
防災用簡易ライト
ファイヤースターター
アーミーナイフ
ソーラーパネル
が挙げられてました。
ほとんどの道具が柴田さんが今まで沢山の事態に出会った際にこれがあればなと後悔してそのような後悔がないようにするために持っているらしいです。ストロボライトなどは夜航海する時に他の船に自分の存在を知らせるために持っているそうです。
この日も海の透明度が高かったです。沖縄よりすごかったかもと思うぐらいです。
この日の天気は曇りのち晴れ。
この日は一人乗りのカヤックで過ごすことになったのですが、4人乗りのカヤックの楽さがよくわかる結果に‥しんどい、腕がボロボロで筋トレしてなかったからかなっと考えました。
それでも前回の実習でぶつかりまくっていて
今回の実習ではぶつからないようにという目標は達成できたので一人乗りに乗ってよかったなと思います。
またルリスズメダイが見れませんでした。みんな見れたらしいのですが。
ググると家で飼えるので買ってみようかなって少し考えています。ちなみに(一匹1000円ぐらい)


昼食は近くの浜で取ることに。内容はカロリーメイトっぽいものとチキンラーメンでした。
チキンラーメンを生で食べてみた感想はお菓子のチキンラーメンと変わらない味でした。ややチキンラーメンの方が味が濃いかなぐらいです。お湯がなければ生で食べることも検討できますね。(これ参考になるのかな?)
なぜチキンラーメンを生で食べることになったのかというと、第一回でもらったガスが切れたからです。マジで全部生で食べることを検討しましたが、別の人に借りてラーメンとしても食べました。「ガスはリテラシーのラストまで持つよ」ってリーダーさんに第一回でアドバイスをもらったのですが私の場合はこの時点でなくなりました。

昼休憩後、豊浦神社に行きました。(カヤックを降りた場所から徒歩二分くらいなので)ここには三重県4番目の巨木と報告されているクスノキがありその樹齢は推定1000年。仲哀天皇が建てた神社でもあり、ヤマトタチバナが自生しているらしいです。
https://www.kankomie.or.jp/sp/spot/detail_21714.html
上記URL参照です。
1000年前は日本では平安時代で藤原氏の全盛期が終わろうとしている頃です。
ヨーロッパやアフリカ北部では東ローマ帝国が全盛期、中国では北宋の支配中、韓国では高麗が頑張っています。
その頃からこの木が生えていると考えると感慨深いですね。


神社に参拝した後、柴田さんの話へ
内容はカヤックの危険性の話です。
危険性の円というものがあり、真ん中が自分の命が尽きたことを指し、周りにいくにつれて身が安全になっていく円です。(誰かの本に載っているとおっしゃっていましたが誰のどんな本か忘れてしまったので存在を仄めかす程度で)
つまり、技術を上げると円の真ん中に向かいにくくなるということです。
いつも自然環境リテラシーでは自然の楽しいところの話をたくさん見てor経験してきたつもりですが、こういったマイナスな面もやはり自然と関わる以上見ていかないといけないのかなと思います。また真ん中に向かわない様にカヤックやサバイバルの勉強も頑張っていければなと思いました。

柴田さんの話が終わり、カヤックで海に出てみると誰かが「ウツボが立ち泳ぎしてる」と大声で叫んだので見てみるとマジでいました。ウツボって立ち泳ぎするんだなんて思いました。基本隠れているので水面にいること自体珍しいと思います。なんて思っているとなんと手づかみで誰かがそのウツボを引き上げるとは

うらやましー

なぜ?っておもいますがウツボを普通触る機会ないでしょ。嚙まれたら危ないし。
でも、せっかくの機会なので取った人に少し触らせてとお願いして触らせてもらいました。(多分弱っているのだから逃せよと思う方もいると思います。)触った感想はヌメヌメしてるが第一印象です。
ウツボは下にも書きますがウナギ目ウツボ科なので実はウナギとは近縁なのでヌメヌメして当然なのかなとは思います。ウツボを触る機会って実はイルカより少ないんじゃないのかなって思います。(割と飼えるらしいです。)            https://utsubo.biz/archives/46
↑参照
そのまま何事もなく帰路に着きました。余談ですが、古里海岸の最寄駅の紀伊長島駅は改札がないのです。


改札がない駅で乗ることが今までなかったので実は面白い経験をしたなと思います。

最後に

実は今回で海回のメンバー全員と集まるのはこれでおしまいなんですよね。
書いてる今現在は11月ですが、全く実感が湧かないですね。大学入学から定期的に実習があったので当たり前に生活の一部となっていましたが、夏休みに高校時代の友人と会って話してみると授業でこのような体験ができることが珍しく貴重な体験をさせてもらっていると痛感しました。
楽しかったのでまたやりたいなと考えています。
今回は問題という問題がなかったことも個人的に良かったです。
いつも迷惑かけてしまうようなことをしているので今回は迷惑をかけないことを心掛けてました。カヤック同士ぶつかるみたいなこともあまりなかったので嬉しかったです。

最後にこの実習を準備、サポートしてくださった方々この実習を開講してくださりそして最後まで片付けを行ってくださった先生、インストラクターさん、リーダーさんの方々、そしてアルガフォレスト代表の柴田さん、本当にありがとうございました!

読んでいただきありがとうございました。


また次回は最終回なのでよろしくお願いします!
(最終回が終わってるのに書き始めれてないー)

辞書??コーナー?

ウツボ
今回見たのは多分弱っていたものなのですが個人的に調べてみてもなんの種類のものなのか確信は得られなかったので多分これだろうと思うものを載せておきます。

アミウツボ
体には無数の斑点がある。
15〜22本の不明瞭な横帯があり、頭部及び横帯間にも斑点がある
ウツボの中では深いところに生息し、南日本では底曳網で漁獲される
体長約60センチメートル
生息域、南日本からインド洋まで

コケウツボ
ウツボ属に似ているが犬歯状の歯をしているので区別しやすい
口は大きく褐色の不明瞭な形の苔状斑紋が3列に並ぶ
体長約80センチメートル
生息域、神奈川県から高知県ぐらいまで

個人的にはアミウツボかな?と思います。でもどちらも三重県にはいるらしいのでなんとも言えないですね。

ウミガメ
世界に8種類いるらしい
今回見つかったのはクロウミガメかアオウミガメの可能性が高いです。
この2種は生息域が日本であり、遺伝的には同じなのですが、見た目が異なっているため種としては分けられることに最近なったらしいです。
実は、種は遺伝子だけで分けられるのではなく、例えば求愛行動が違っている、行動時間が異なっているなどによっても分けられます。
その例として人間はアニメオタクとアイドルは理論上は生殖行為ができるので同種。チンパンジーと人間は遺伝的にも別種なのですが生殖行為をそもそも行おうとは考えないのでそういう意味でも別種になります。僕が気になるのは「あの男マジでキッモ。生理的に無理だわ〜」とか大声で話す、(お前がな)って感想をついつい抱きたくなるような人と「あの男」は同種なのかってことです。(人間としては別種生物学的には同種なのかなって思います。)

ルリスズメダイ
(マジで見たかったので買おうかな)
「琉球の珊瑚礁域で見られる。」
(魚類図鑑 : 南日本の沿岸魚
益田一, 荒賀忠一, 吉野哲夫 
東海大学海洋学部、1975)
鑑賞用としても親しまれているのですが、見たのは三重県なので地球温暖化が進んでいるのかな?調べた文献が1975年の魚類図鑑という本から引用しているので温暖化がそこまで進んでおらず生息域が異なっていると考えられます。

ハマゴウ
クマツヅラ科の海岸生の低木。  枝は直立して高さ20~50センチメートル。葉は香ばしい匂い(個人の感想)があり、卵形から楕円(だえん)形で長さ約2~6センチメートル、全縁で先は丸いか、または鈍くとがる。表面は灰緑色、裏面は細毛を密生して灰白色。夏頃に長さ5センチメートルの枝を頂生し、漏斗(ろうと)状で長さ1~1.5センチメートルの青紫色花を開く。果実は球形で径5~7ミリメートル、下半部は宿存萼(がく)で包まれる。本州から沖縄、および朝鮮半島、台湾、中国からアジア・アフリカの熱帯、オーストラリアに分布する。砂防用によく植えられる。
果実は薬用

サンゴ
今回は動物の形成した骨軸。広い意味では、同じく花虫綱六放サンゴ亜綱のイシサンゴ目やツノサンゴ目の種をも含むことがあり、もっとも広くは花虫綱に属する動物の総称とすることもあり、ヒドロ虫綱のヒドロサンゴ類と対比される。もっとも狭い意味のサンゴは、ほかのサンゴ類と区別するために、真正サンゴあるいは貴重サンゴとよばれることもある

ウミクラゲ
刺胞動物門鉢虫綱旗口クラゲ目ミズクラゲ科。傘は半球形より低く、直径 15cm内外であるが、ときに 30cm以上にもなる。傘の縁に短い触手が 1列に密生する。口腕は 4本で,細長い葉を葉脈に沿って二つ折したような形をしている。放射管はやや青みを帯びている。遊泳能力は低いが、世界中の温暖な海に広く分布し,刺胞はあるが毒性は弱く、刺されてもほとんど痛みを感じない。日本近海でも普通に見られる。ときに大発生し、漁網に大量に入ったり、臨海火力発電所で冷却用水の取水口に多数の個体が吸い寄せられたりするなど,害を与えることがある。

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