#36 しんどい気持ち
ちょっと弱音をはいてみる
息子たちの学校に行かない選択を身近に相談できない。
聞いてくれる同僚や親身になってくれる友達はいる。けど、存分に、私の気持ちを吐き出したいだけ、はきだすことはできない。
なぜか?
相手に遠慮をする。
相手の時間をとってはいけない、と思ってしまう。相手に気持ちの重荷を背負わせてはならぬ、と感じてしまう。
つまり、相手を信用しきっていないのかな?
相談されたら、嬉しいと私は思う。けれども、話題がいつもいつも家庭の暗くなりがちな不登校では、互いに落ち込むときもある。明るい不登校なんだけど、暗くなりがちになっちゃう。
実家の母は、不登校に物分かりの良さそうで、実は根っこのところでは、復学を望んでいる。学力低下を心配して、学歴がないこと、普通ではないことを気にするミーハー。世間体を気にする人。悪い人ではないけれど、ときどき正論が心にグサリとくるときがあるから、母の私の心の根っこを曝け出すことはしたいと思わない。
父は、自分の考えをなかなか曲げない昭和の頑固さん。孫の気持ちに寄り添うとか、一緒に遊び相手になるとか、そういうことは何度も願ったが、できない、と言い切る。
母の私のしんどい気持ちはどう解消すればいいの?ときどき辛いとき、しんどい時がある。ま、そういうのは、大体ホルモンバランスが崩れている時や、疲れている時、しんどい時。
考え方が極端になるから、深呼吸をしてー
はい。寝ます。
誰か、存分に話を聞いてくれ。
いやいや、私が私の心の根っこをじっくりゆっくり聞いてあげよう。丁寧にお茶を入れて、ノートを開いてみるぞ。