記事一覧
山に籠り、ひたすら作品について考えてひたすら作品について話す「ドリル合宿」
作品と日常の近さ
ドリルは展覧会ではない。そのため、ドリルの中での作品は展覧会のようには扱われない。もっともっと近い。制作という日常の距離に作品がある。だからこそ話せることがあるし、だからこそ聞くことがある。
2024年1月12日から14日に群馬県にある中之条町で「ドリル合宿」を行った。会場の沢渡館は、近年まで営業していた温泉宿だった場所。現在は休業中であるがオーナーのご厚意にて、昨年開催され
ハンス・ハーケと大巻伸嗣の比較
ハーケと大巻さんを比較した時に、仕組みをどのように扱っているのかが違いとしてある。
ハーケは、仕組み自体をゴロっと提示していて風がどのように起こっているのかわかりやすい。大巻さんの場合は、風の出所がわかりにくくなっている。
前者は仕組みの提示。後者は演出された空間の提示。
同じ仕組みを使っているが目指されていることが違う。その違いが風を起こす装置をどのように扱うのか、という点で表れてる。
アートチーム「黒幕」とはなにか?
黒幕は2019年から活動しているアートチームである。
フライドポテトで大富豪をするポテト富豪。
136人の歴史に残る美術家の牌を使って「おれのかんがえるさいきょうのてんらんかい」の組み合わせを作り競う美術家麻雀。
TOKYO ART BOOK FAIR2021の会場内でのパフォーマンス。
中之条ビエンナーレ2023での作品展示などを行ってきた。
黒幕のやっていることは、
既存のフォームを
メモ/作品の完成の仕方
デジタルの環境で作品を作る場合、
①データの完成したタイミング
②データを印刷or JPEG化するタイミング
このどちらに作品の完成を感じるのかと言われたら①の方になってしまう。
この完成の感覚がベースとなっているので、作品の扱い方もそれに合わせるように変わってくる。
観念的なところに完成した作品があるような感覚。
なおかつ、その完成が絶対的ではなくて、更新されたり、複数の別バージョン
プレドリル東京を開催します
プレドリル東京
日程:4月1日(土)
時間:14時から17時
場所:代々木公園
14時に代々木公園 明治神宮前入口付近に集合。
それ以降の場所はSNSにて随時更新。
持ってくると良いもの:
軽く食べれるもの、自分の作品が分かるもの、最近気になったいる本や作品集など。
内容:プレドリルは、作ることや作っているものについてラフに話せる開かれた場です。様々なスタイルで制作している作家た
ドリル水戸05を開催致します
ドリル水戸05
日程:9月4日(日)12時ー17時
会場:まちのベンチ
(〒309-1736 茨城県笠間市八雲1丁目1−14)
料金:ワンドリンクオーダー制(500円)
参加者: 白丸たくト/サユリニシヤマ/為我井涼太/シバタユウキ/小松弦太
【ドリルとは】
ドリルとは、まだ作品が完成していない段階での「中間発表」を繰り返し行うようなイベントで作品を見ることよりも作品や制作について話をすること
芸術は爆発か?/始まりの語り
【始まりの語り】
起こらないと思っていたことが起こる。
ロシアのウクライナ侵攻は僕の中でそんな出来事だった。
映画やゲームの中の世界でしか起こらないと思っていた核の使用。
5分後に世界が終わっているかもしてない緊張感。
教科書の中でしか知らなかった冷戦の緊張感を体感的に理解出来てしまった。
この時間も映画館の中では「安全な」爆発が起こっている。
誰も死ぬことのない安全で楽しい爆発。ゲームの中で
「隣人ART :emergence vol.1中山颯太/nakayama sota」
【展覧会のお知らせ】
「隣人ART :emergence vol.1
中山颯太/nakayama sota」
日程:8月20日(土)ー9月4日(日)
休廊日:不定休(こちらのカレンダーをご確認ください)
時間:13時ー19時
会場: 隣人ART(〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町4−4 日本橋ビル 3階 バトラーズ)
文字そのものが持つ意味を無視しながら、共通意識的にある文字の形態
「芸術は爆発か?:プロローグ」
「芸術は爆発か?:プロローグ」
日程: 7月23日(土)-8月14日(日)
休廊日:7/25(月)、7/26(火)、7/27(水)、8/3(水)、8/10(水)
時間: 13時-19時
会場: 隣人ART(〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町4−4 日本橋ビル 3階 バトラーズ)
ディレクションチーム:カワムラシュウイチ/ミヤモトカズユキ
参加作家:MIOKO / BFdBF
「レジデンスのゴースト」
作品タイトル:「レジデンスのゴースト」
素材:ノート
仕組み:apanndaでレジデンスを行う人に向けの情報共有ツール。「誰が書いたか表記しない」「後から来た人に読まれる前提で書く」の2点の制限さえ守れば基本的にはなにを書き込んでも問題ない。
効果・作用:レジデンスをした人たちのつながりをつくる。これから来る人たちにメッセージを送る。
補足:この作品の作品としての規定範囲は、ノートを作り配