【続いてる写経 1413日め】安房国バスツアー、3つめの”金運神社”へ
船井総研の創業者、カリスマ経営コンサルタントの舩井 幸雄氏が提唱したという、”日本三大金運神社”。
そのうち2つ、
・山梨県富士吉田市・新屋山神社様(あらややまじんじゃ)本宮・奥宮
・石川県白山市・金劔宮様(きんけんぐう)
までご参拝済み。
残された神社は、千葉県館山市・安房神社様(あわじんじゃ)でした。
関東圏とはいえ、ちょっと遠い房総半島。
車でないと行きにくそう。
そんな折に昨年ニッチなパワースポット参拝の企画が光る、四季の旅さんのツアーに安房神社様があることを知り、
バスツアーあるなら、3つめも制覇するか。。
と、夫と連れ立ってバスツアーに行くことになりました。
いやー、ガッついてますね。笑笑
ツアーは安房国(あわのくに)の一宮「安房神社」と「洲崎神社」、日本で唯一料理の神様を祀る「高家神社」を巡るもの。
この日は快晴。新宿からバスに乗って、アクアラインからSAの海ほたるで最初の休憩。
けれども、気温が高いせいで、またしてもまたしても富士山が見えませんでした…。
富士山運、今回もなかったか。
最初の参拝は、料理の神様を祀る高家神社様。
特殊神事の包丁式で有名な神社様だそうです。
以下は包丁式の様子、かっちょええ動画です。
境内はすっきりとした清涼感あふれる雰囲気。
包丁塚があり、料理人のみなさんから厚い信奉を受けている様子です。
社務所には特別なお塩とお醤油がありました。
お醤油は2千円…。試してみたかったですが、ちょっと見合わせ。
お昼は人気の館山なぎさ食堂にて休憩。
さかなクンの博物館とかもお隣にあったようですが、
バスツアーって結構時間ギリなのよねん。
次は安房国の一の宮、1つめ「洲崎神社」様。
ご祭神は天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)様。
最後に行く予定の「安房神社」様のご祭神、天太玉命(あめのふとだまのみこと)の后神で対の関係。
安房国には一の宮が2つあるのです。
その根拠は、江戸幕府の筆頭老中松平定信が「安房国一宮 洲崎大明神」の扁額を奉納したことから始まるなど諸説あり。
ちなみに、室町時代末期は、洲崎神社の「大明神」を、太田道灌が江戸の神田明神様に勧請したそう。
が、神田明神様でその事実は明記されていないようです。
怪しいな…。
ちょいちょい調べてみたら、江戸の洲崎明神という記事が。
太田道灌が当時勧請したご祭神は「洲崎大明神」=牛頭天王(神仏習合の神様)であり、現在の洲崎神社のご祭神、天比理乃咩命ではなかった模様。
この辺りはどうやら明治政府の神仏分離政策により、牛頭天王を前面に出したくなかった様子が伺えます。
牛頭天王は、今は素盞嗚尊(スサノオノミコト)と同体なってまして、神田明神様にある洲崎神社の後継と言われる八雲神社は、すべて素戔嗚様がご祭神でした。
いろんな情報を継ぎ接ぎしていくと、違う史実が見えてきて面白いですね。
海岸側の鳥居は、不思議な形のご神石が鎮座。
龍宮から洲崎大明神に奉納された二つの石の一つだそうです。
(もう一つは三浦半島の安房口神社にあるとか)
太平洋の素晴らしい空を眺め、山側を向くとご境内の階段の存在感半端ない!!
神奈川県の大山様の階段といい勝負の急斜面。
この神社様は、見張り台も兼ねていたのかもしれません。
洲崎神社のご境内には、それは見事な富士山が見られるはずの遥拝所がございましたが、心の中にしか見ることができませんでした(涙)。
隣接しているお寺、養老寺様のご境内へ。
里見八犬伝ゆかりのお寺だそうです。
坂道をおり、役の行者が修行した祠の岩が木の根と一体化している様子が圧巻。
保育園が併設された、地元のほのぼのお寺でした。
最後にメインの安房神社様へ。
船井先生推奨の金運神社です、金運です。
なのにとんでもないことが、、。(つづく)