【続いてる写経 1341日め】”2033年”は、古暦の危機?!
来年は”2024年問題”と言って、働き方改革法案により物流・運送業界でのドライバーの労働時間に上限が課され、それによって長距離輸送ができなくなるのでは?と懸念されております。
その先”2030年問題”というのも待っていて、日本国内の人口の約3割が高齢者となることで生じる課題が色々。
この先、問題と課題だらけなんですね、日本。
で、さらに暦の世界でも”2033年問題”というのがあることを、先日御利益研究家・藤本宏人先生の講義で知りました。
この問題、Wikipediaによると、
ワタシはまだ理解できてないのですが、要は江戸時代に定められた天保暦のルールで、陰暦をうまく決められない状況が2033年にやってくるということらしいです。
詳細は以下、国立天文台さんにお任せ。
先日国立歴史民族博物館で『陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-』において、作暦の話などの展示を観たあとでした。
こんな問題が10年後にやってくるとはびっくりです。
そうでした、思い出しました。
この展示を観た後、もう一つの危機があることを知ったのです。
それは、陰陽師・安倍晴明の流れを汲む土御門家に伝わっている陰陽道、「天社土御門神道(てんしゃつちみかどしんとう)」が危機に瀕しているというのです。
記事には両家の子孫に継承の意思はないこと、教えを請う人は何人かいたが辞めてしまったことが書かれていました。
作暦を伝承するのに、一体どれくらいの時間を要するものなのかはわかりません。ただ、今の担い手の方が80代後半となると、、本当に途絶えてしまうかもしれません。
我こそは!と思う方が現れて欲しいものです。
安倍晴明については、来年“安倍晴明の生誕1100年”ということで新作映画も公開されるみたいで、盛り上がりそうなんですけど。。
当人と子孫の土御門家に関しての話題は、危ういものばかり。
子孫のお墓の維持記事までありました。
こちらは、半世紀近く子孫の消息が不明になっているとのこと。
なぜに土御門家、こうなってしまったの?
世の中から身を隠す必要があるのかしらん??