【続いてる写経 1045日め】〜ちょいと待ち!ネット購入も”契約”よ
お知り合いのSNSのポストに、
「化粧品や健康食品をネットで買うのが怖くなった」とありました。
1回お試しと思って買ってみたら、実は定期購入前提で、解約手続きをしない限り、どんどん商品が送られてきてしまうという…。
そうなのですよ、ネットショッピング=通信販売って、安易に買える割に、落とし穴があるのですよ。
通信販売では、返品は認められない!
特定商取引法における実店舗以外での販売については、販売方法によってカテゴリーが分けられています。(訪問販売、連鎖販売取引、特定継続的役務提供など7累計あり)
訪問販売や連鎖販売取引(マルチ商法)の場合、「クーリングオフ制度」が用意されており、契約日から8日もしくは20日以内に書面で相手に通知すれば契約解除できるのです。(日数は販売方法によって異なります)
けれども、単なる「通信販売」は原則としてクーリング・オフができないのです。
ネットもしくはオンラインショッピングと言われるものもこの「通信販売」に該当しますので、基本的には返品できないのです!!
こっわー…。
「速攻ポチった〜」とか、実は気楽に言ってる場合じゃないのよ…。
ただ、商品の返品や解約については、販売者ごとに規約が定められているので、返品が認められる場合もあります。
実際未使用品ならOK、ただし送料は購入者もちが多いです。
よって返品条件などを確認してから注文するのが前提です。
ネット通販の大手業者はたいていOKなのも、返品は当然OKと思ってしまう要因ですかね…。
もしかすると自動継続の「定期購入」前提かも?
やっかいなのは、初回のみサービス価格でつる商品のとき。前述の実は定期購入でしたパターンです。
リーズナブルだし、お試しに買ってみたけど、イマイチだった商品。1回完結ならばよいのですが、自動的に継続、定期購入に勝手になっているケースがあるのです。
こっわー…。
悪質な業者の場合は、コールセンターが全く繋がらないとか、解約方法が非常に分かりにくいケースもあるらしいです。
こんな時はお近くの消費者センターへ相談するのが良いでしょう。
通販で商品を買う前に確かめたいこと
定期購入になるのか?
購入条件を、最初に確認するのは必須です。
休止・変更・解約手続きができるのか?
この手の案内は、ワザとわかりにくくしていることもあります。
おすすめは、”購入検討商品名” ×”解約”でググってみること。
解約手続きの詳細手順や説明が明記されており、かつ簡便に解約ができそうならば、良心的な売手と、判断材料になります。
気に入らなかった場合、すぐ停止できることを確認しておくのも、重要です。
解約条件はあるのか?
解約の条件は、次回発送の7日前とか、期日が定められている場合が多いので、うっかりしていると次回分の発送〆切過ぎてしまったりします。
その時は返品認められないので、要注意です。
金融商品も落とし穴多いけれども、化粧品やサプリメントみたいな、日用品の方が金額は小さいから安易に購入しがち。
ここにつけ込まれているのが怖いところなんですよね…。
また、自分以外の人にも注意を払ったほうがいいです。
実家で少々認知症の症状がある親が、いつの間にか健康食品を注文しており、それが何種類もあって大量の段ボールが積み上がっていた…。
そんなホラー話を読んだことあります。
今日の一句。
お試しも、ポチる前に、調べよう
解約、返品、できぬはわろし
購入=契約なのですよ…。ハンコなくても。
珍しく、真面目に書いたわ…。
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