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【続いてる写経 1678日め】東京長浜観音堂で、観音様をじっくりお詣り


長浜市の観音様にお目にかかれる東京のスポット、東京長浜観音堂

残念ながら最終会期でこれで終わりなのだそうです。

今回は向源寺の十一面観音菩薩様が来京。
本堂にお祀りされている、小さいほうの十一面観音様です。

撮影は禁止だったので、お姿は以下の記事で。

現地では、本堂の奥の方にいらっしゃったので、その姿をよく見るのが難しかったのです。

ここではガラスケースで間近に360度で拝見可能。

一木造りの観音様で、通常はあとからつけられる上のお顔も全て一本の木に彫り込まれているもの。

衣に施された截金もきれいに残っており、紋様の種類もよくわかります。

一体の観音様をじっと拝む。
いつも駆け足ばかりの鑑賞とご参拝なので、
心が落ち着きます。

この日は、観音の里コーディネーター、對馬佳菜子氏のギャラリートークも拝聴できました

對馬さんは長浜市の観音様に惚れ込み、東京から移住されて現在8年目だそう。

わかるわ、その気持ち。地元の人となって観音様を拝み、守りたいってなってしまったこと。

お話によると、特に観音様がたくさんおわする高月町エリアでは、村落に一堂あるイメージ。

寺と、ついているが、住職はいないところがほとんどで、世話役さんが交代でお守りしてるそう。

皆さん観音様に対する信仰は篤く、朝晩お詣り欠かさないかたもいらっしゃって、

・困ったら観音さんに相談するとよい
・良いことは観音さんのおかげ
・観音さん、今日はこんなことがありました


と言った感じなのだそう。

古くから交通の要衝として栄え、また戦乱の舞台にもなった場所。

戦禍から守るため、土に埋めたりされたそうです。

古くから宗派を超えて、それぞれの地区で観音信仰が根付いているわけです。

今は紅葉が色づき始めるころで、鶏足寺の紅葉が有名だそう。

お話聞いて、素敵な写真を見ていたら行きたくなってしまいました。

とは言え、長浜の観音様を拝むのは、
事前に電話予約が必要だったりと、計画性がいるため、ふらりと行けるわけではない。

なので身近にいらしてくださってる観音様に、
会期中、もう一度拝みに来ようっと。

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