【続いてる写経 557日め】〜辿り着けないこともある。。
今回の姫路と神戸の旅、最後は大満足で帰路についたのですが、実は姫路城の後に、えらい目に遭いました。
ワタシは、家族と離れ、単独行動である場所に行こうと試みました。
姫路郊外にある「書写山」です。
早口言葉にある「書写山の社僧正」の書写山!!
ここは写経場としても有名ですが、トム・クルーズの映画『ラストサムライ』のロケ地としても有名らしいです。
これは絶対行ってみようと思って、お昼ご飯を食べた後にGoogleマップで調べてバスに乗ろうとしました。
ところが、、暑さにかまけて、調べ方が甘かった。
さらに、お昼で一杯すだちサワーをひっかけたのもまずかった。。
事前にサイトでロープウェイで向かい、そこから15分ほど歩くと書いてあったのに、Googleマップに出てきた最寄りバス停から歩けそうなルートで行こうと考えてしまったのです。
バスターミナルで、「書写山ロープウェイ行き」のバスを最初に発見したのに、それをスルーしてしまったのです。
まさにここが運命の分かれ道。。
その後、バスにゆられ降りるべきバス停もろくに確認しないまま、なんと居眠りしてました。
ハッと気づいた時には遅かった、、慌ててGoogleマップを確認すると、降りるべき場所から相当離れている!!
とにかく戻らねば、とブザーを押して、慌てておりたはいいけど、、
「ここ、どこやねん?」状態。
目的地は駅から7.6km程度だったのに、降りるべき場所から5km以上離れている、、あー、やっちまった。。
反対行きのバスは40分以上あと。じっと待ってらんない、暑いし。
来た道を徒歩で戻りつつ、タクシーを呼ぶか、と思ったけど、タクシーアプリが入ってなかった、、DLするもなかなか進まない。
タクシー会社の電話番号調べたけど、市街地しか送迎無理みたい。
時間的にもこれは厳しいなあとか、なんで寝ちゃったかなあなどと反省を繰り返しながら、だいたいこんな場所にタクシーがすぐ来るわけもないよなあ、ヒッチハイクって止まってくれるかなあ、、とか色々逡巡しながら歩いてました。
何にせよ、戻るしかないわけで、バス停で時間を確認しつつ歩いていたものの、どうもGoogleマップと乖離がある。。Googleマップは日曜日の時刻表ではなく明らかに平日のものを出している。
どっちを信用するべきかって、バス停のほうだったのに、なぜか無視して歩いてしまった、この辺から思考力がいかに失われていたのかがわかりますね。。そのせいで戻る方向のバスを捕まえられなかったのです。。
どんどん歩いてると、なんか意地になってきて、このまま目的地つかないかなあ、と最後まで意地になってみた。
しかし、Googleマップであと7分って表示されたところは行き止まり。そこから先は地元の人も行かないような山道があるようでしたが、そもそも入ることすらできなかった。。
Googleマップの黒い点点々。。これは要するに道がないということだった!!
あー、何でGoogle信じちゃったんだろう。。
というわけで、時間切れで書写山には到底辿り着けず、その入り口すらもみることができずに、降りるはずだったバス停(そもそもこれも間違ってた)から姫路駅に戻るのみでした。
下は最後に乗ったバス停からの美しい夕陽。
2時間弱、ひたすらとぼとぼ街道沿いを歩き、脳内一人反省会だったわけです。が、何となく憑き物が落ちたというか、教訓を得るためだったと考えに至りました。
<今回の教訓>
・知らない場所で単独行動するときは事前によくルートを調べること
・タクシーアプリは入れておくこと
・何よりも、Googleマップを絶対的に信用しないこと
・迷ったら人に尋ねること
というわけで、バスを選ばなかった瞬間に、ご縁が切れてしまったというお話でした。書写山さん、いつか行くぞ〜!!
ま、これも旅の思い出ってことで。