【続いてる写経 1016日め】〜雨の中、噂のスープカレーを求めて
午前中も新橋の貸し会議室で会合でした。
今回の新橋ターゲットは、食べログの百名店にも選ばれるスープカリーの「ガネー舎」さん。
北海道スープカレーの元祖と言われる、札幌のアジャンタさんの味を受け継ぐ、国立の「TONJI」(今は閉店)で修行したご主人が、出店したのだそう。(ちょっとややこしい)
つまり札幌の元祖スープカレーの味を、東京で継承しているお店です。
過去スープカレーは何度か食べているものの、はるか昔の記憶にて、現在その特性に理解が足りないワタシの舌。
まずは東京での元祖とも言えるお店を体験し、そこを起点にスープカレーを賞味しようという計画です。
いつもの自分であったら、さっさと別行動するのですが、何となく思いついて、同僚のおじさま方に声をかけてみました。
「お昼、スープカレー食べに行きませんか?」
「おお、いいねえ〜、行こうか」
ということで、おじさま方2名と連れ立って、ガネー舎さんを訪ねることに。これが新橋駅を起点にすると、ちょうど反対方向に位置していたので、機材を抱えつつ、雨の中10分弱歩くことに…。
人気店らしいので、誘っておいて満員だったらどうしよう…。
と少々不安を抱えながらも、雑踏から少し外れたところで、お店の看板が見えてきました。
中はちょうど一巡したのか、お客さんは1名だけ。良かった。
「今ならまだ5食限定のメンチカツカレーがあります」と店主さんが言うので、おじさま方は”限定”に心を動かされたようで、メンチに。
ワタシは最初に食べるのは、最もお勧めのプレーンなものと決めているので、トリでした。
給食のようなお盆に載せられてやってきたカリー。
本当にスープですね。さらさら系です。
このまえの”もうやんカレー”さんのドロッと油濃いめとは、対極の様相。
一口啜ると、雨に濡れてちょっと冷えた身体にスパイスがじんわりと染みていきました。とにかくお腹が温まるのです。ぽかぽかしてきました。
それもそのはず。「30種類のスパイス」に加えて、「15種類の漢方薬」を使っているそうです。それでも漢方っぽい香りや味は全くなし。
身体にいい成分を、摂取できてる感がありました。
ライスをスプーンで掬って、スープに浸して食べるスタイルと合わせ、とにかく食べやすいです。胃にもたれる感じ、全くなし。
そして、このトリの脚一本が入ってるインパクトが大きい!!
ピーマンをめくったら、モモ部分があって、ちょっと量にびっくりしました。
やっぱり最初はトリですよ、トリ!!
同僚のおじさまの1人が食事中に、
「実は僕の親戚が、札幌でスープカレー店やっているんだよね…」とカミングアウト。
「脱サラして、食べ歩いて、それから開業したのだけど、食べに行ったことまだないんだよね…」。
ちなみに店名は”ひげ男爵”だそうです。
スープカレー激戦地の札幌において、食べログでも高評価でした。
これはスープカレーのお導き?
雨の中歩かせちゃったけど、なかなか対面で会話する機会もなかったので、おじさま方をお誘いして良かったと思いました。満足。
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