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【続いてる写経 546日め(楷書)】〜アウトドア写経に向けて・・
10月1日は東京エリアは台風だったのでこもっていましたが、2日は快晴、そして私は香道のお稽古でした。
香道では持ち回りで”お役”があって、私の教室では以下の3つが順番にまわってきます。
・灰手前・・炭火をおこし、香炉の準備をする
・助技・・・名乗り紙、回答用の用紙を回す
・執筆・・・採点表を記録する
今月は執筆だったので、書道道具が必要でした。
しかし書道用具って意外と重い、、硯と文鎮があるので小さいものでも結構重量があります。
てなわけで、以前Dちゃんにfacebook上で教えてもらい、購入していたmont-bellの「野筆」、これをデビューさせることにしました。
なんでmont-bellさんが作っているのか?って感じですけど、アウトドアで俳句を認めるとか、一筆書きたい人のために作られたそうです。
しかも硯も相当気合入っていて、製硯師の青栁貴史さんという、一流の硯職人の方が監修されてるんです。(イケメンなので、ぜひ↓の記事をご覧ください)
モンベルが意外な【新商品】を発売!クレイジーな仕掛け人に聞く、新しすぎる登山の楽しみ方
私としては、アウトドア写経をやるために買ったんですが、なかなかこれを携えて外で書く機会がなくしまったままでした。
というわけで、外でやる前に一度中で使うにはいい機会と、これを今回の執筆に持って行ったのです。
青墨擦ってみましたが、なかなかいい感じ。
ただし硯は平面なので、水を入れすぎると溢れるおそれがあるため、説明書には4、5滴と書いてありました。
(それにしてもこの魚の水差は、醤油刺しにしか見えないんだけど、、)
なので4、5滴で擦っていたつもりが、意外と多かったらしく、硯の傾いた方向に垂れていってしまいました。。
幸いケースに染み込むまでは行かなかったのですが、新品を早速汚してしまった。。水加減というか量の加減がキモですね。
小筆で文字を書くのはあまり墨の量がいらないのですが、長い時間がかかると乾く。。それを継いで擦る時間はあまりないので、多めに用意したい場合は、この硯は不適かも。
とりあえず今回の執筆作業は事なきを得ましたが、次は普通の硯がいいかな。
野筆ちゃんは、アウトドアでやっぱり使ってみたいなあ〜。
外で写経するには、276文字の般若心経は長すぎる。(多分蚊に刺される)
40字程度の延命十句観音経がいいかな?
なんて考えていたら、今月もまるで香りがわからず、でした。
まあ執筆に専念すると、香り聞く暇ないんだよね、、ということで。