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【続いてる写経 1429日め】いろいろとお詣りしてると困ること 〜お箸編
猿田彦神社様でも、先日訪れた寒川神社様でも、昇殿参拝後にいただいた授与品に「お箸」がありました。
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そもそもなぜにお箸が授与品かというと、
古来より、お箸には神霊が宿るとされ、神様と人とをつなぐかけ橋となり、人々の命を健やかに育むと信じられてきました。
(中略)
日本人は古くから、目には見えない自然の中のあらゆるモノに神様が宿るとし大切にしてきました。お箸もそのひとつで、はるか昔は「神の器」として神様やご先祖に食べ物をお供えする道具として使われていたそうです。
となるとフツーの箸として扱ってはいかんというプレッシャーあるのですよね…。
なので、なかなか使うタイミングが掴めないでいます。
使うべきはお正月のお祝箸だったのでしょうけど、忘れてまして、使わず仕舞い。
他にも、富士山本宮浅間神社様と、氣比神宮様のお箸もございました…。
氣比神宮様に至っては、
この箸は大神様からのお下がりですのでありがたくお使い下さい。
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箸袋に念を押されていて、さらなるプレッシャーが…。
本数も増えてきたので、そろそろ使わないと、、来年のお正月はいろんな神社様のお箸でごちそうをいただくか…。
ただ、この手のお箸、別の事情がありまして、あまり積極的な利用してないのです。
というのも、お箸が角ばっていて鋭角なので、口に入れるとき気をつけないといけないのですよね。
口の中に入れすぎたり、
舐ぶったり、
かき込んだりすると、
唇を傷つける可能性大なんです。
(いや、やってませんけどね、もともと)
要はマナー悪い食べ方できへんように作られてる。
察するに、この形に作られているのは、
ゆったりと食事をとるためなのでは。
丁寧に、食べものへの感謝を込めて、ゆっくりと味わいなさい。
そんな想いが込められているのかも、という気がしてきました。
身近すぎるお箸について、考えるきっかけになっただけでも、ありがたいお下がり品と思います。
なお、サヨウナラするときは、お守りなどと同様に、お塩で清め、白い紙に包むと良いそうです。
お箸供養、出雲の神社でやってもらえるようです。