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【続いてる写経483日め】〜涼感をもとめ、良寛展〜

東京の展覧会も、色々見たいものがたまってました。
とりあえず会期終了間近の目白・永青文庫美術館『心のふるさと良寛 Ⅱ』展へ行ってきました。

良寛さんの般若心経も時々書きます。
ゆるキャラのような可愛らしい文字なんで、通常書いている般若心経よりも、空間が広いので涼し気なんです。
臨書は一見簡単そうに見えるのですが、実は難易度は高いのです。

今回の良寛さん、般若心経はなかったですが、緩やかな文字の草書に癒されました。

エピソードの中で面白かったのは、良寛さんが鞠つきの名手だったこと。
子どもたちと路傍でよく鞠つきして遊んでいたそうで、子どもたちも「あの時遊んだお坊さんだ〜」と覚えてたらしいです。

良寛さん、なぜ鞠つきば得意だったかというと、禅の修行法である”数息観”(自分の息を数える瞑想法)を、鞠つきに応用していたらしいです。
”あんたがたどこさ・・・”と歌うがごとく、”数息観”で鞠つき。

良寛像を見ながら、ひたすら数を数えながら鞠つきをする姿を想像してしまいました。

怖くね?
たぶん目がいっちゃってるんじゃないかなあ。。。

ひとり心の中で笑っていると、展示室の端っこに飾られている大日如来に目が行きました。
なかなかエキゾチックで美しい仏像です。

解説を見ると、「かつて空海が修行していた恵果和尚の菩提寺、青龍寺後から出土した」と書かれていました!!

わー、また空海さんつながりだ〜〜!と嬉しくなりました。

仏教弾圧後の中国からやってきた貴重な大日如来様まで拝めて、また不思議なお導きをいただけたのでした。

それにしてもここらの椿山荘〜肥後細川庭園は都会の異次元空間ですね。。
東京の一等地に無料で散策できる日本庭園、贅沢風景のお散歩コースに最適と思います。

まあ、今はやめたほうが無難かな。。流石の水辺も暑い!!

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