
【続いてる写経 1450日め】奥大和の旅、だけど、最後は丹生都比売神社
丹生都比売神社とは
奥大和エリアの秘境神社を巡るツアーの大トリは、なぜか和歌山県。高野山の麓に鎮座する丹生都比売神社様で、正式参拝つきでございました。
丹生都比売神社様は、ワタシの大好きな神社の一つです。
”丹生”とつくだけあって、境内の朱塗りが際立ってます。鳥居からのぞく美しい太鼓橋、紫色の緞帳?可愛らしい花手水。
とてもラブリーな神社様です。(曇ってたけどね…)




ただし、ここも公共交通機関でのアクセスはよろしくないので、今回は連れてきてもらえてラッキーでした。
丹生都比売神社の正式参拝
正式参拝は神社の本殿前に設けられた拝殿でした。
屋根はあるけれども屋外なのでちょっと寒い…。
祝詞も祓だけで割とあっさりしたものでした。
どちらかというと、あと宮司さんのお話がもうけもの。
まずは神社のご由緒の説明をしてくださりました。
ご祭神は、
丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)
高野御子大神(たかのみこのおおかみ):丹生都様の御子神
大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ):気比神宮から勧請
市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ):厳島神社から勧請



今まで流し読みだった丹生都様以外のご祭神を認識できました。
ん?でもワタシの知識とちょっと違うな〜(後述)
なぜに紀伊山地が「世界遺産」登録されたのか
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録された理由も説明してくれました。
日本人にとって、神様も仏様も双方お参りすることは普通のこと。
でもこのことは世界の人から見たら、キリスト教徒がイスラム寺院でお祈りするくらい不思議に思えるらしい。この”ユニークさ”が世界遺産登録に繋がったということです。
昨今の一神教どうしの争い事を見ている限り、確かに外国の人からは、このおおらかさは理解されにくいでしょうね。
ワタシたちには、”信じたいもの”、”縋りたいもの”への選択肢がある。
神様に祈り、仏様を拝むことは日本人には当たり前。
その時々に鞍替えしたって非難されることはない。
八百万の神がいる国に生まれて良かったと、改めて思ったのでした。
丹生都比売神社のパワースポット
ここにきたら絶対に行かねばならぬ場所は、本殿エリアから川を渡ったところにある石碑群です。


特に「光明真言」の石碑。これぞパワースポットと呼ばれるに相応しい場所。特に霊感なくても、感じるところなのですよ。

ツアー参加者の中でとっても感覚がするどそうな方がいて、
「ここ、なんだかすご〜い!!」って感激されてました。
ワタシも過去よりも強く、この”光明真言石碑”の近くでビリビリとしたエネルギーを感じました。
今回もエネルギーチャージ。ありがとうございます。
丹生都比売大神様と高野御子大神の関係は?
宮司さんのお話によると、ご祭神の丹生都様と高野御子様は、親子って話だったのです。
高野御子は、狩場明神のことで、空海さんを高野山に導いた神様。
ワタシは丹生都様の「旦那さん」と聞いたことがあるのだけれども、、。
宮司さんに質問してみると、丹生都比売神社と高野山では、「親子」が正式見解なのだそうです。
諸説あるみたいです。
いやでも親子ってことはだよ、じゃあ旦那さんは誰なのよ??
新たなる疑問が湧きました。
そしてまた、丹生都様が気比神宮から勧請した大食都比売大神様は、旧友なのだとか。友達、寂しいから呼んじゃう〜、みたいな?
この関係性、ちょっと天照大神様と豊受大神様と似ているような…。
そもそも丹生都様、天照大神様の”妹神”って説もありますし。
うむ、”丹生都比売”様とは何ものぞ。
新たに探究心が湧いたのでした。
スペシャル授与品
世界遺産登録20周年を記念した新たなるお守りを発見。
なーんと”キティ丹生都大明神”!!
先週も淡路島でお会いしましたね、キティ様。

ようできたデザイン。。可愛らしさに惹かれ授かってしまいました。
ああ、またお守りが…。
エピローグ
この後は道の駅「串柿の里」に寄り、伊丹空港へ。空路で東京へ。
ほんと移動だらけだったけど、素晴らしい神社と風景を堪能できた素晴らしい旅でございました。
曇りまたは雨だったけど…。