【続いてる写経 1477日め】武蔵御嶽神社、変わった授与品があるワケは?
週末、御嶽山登山(プランB)の続き。
御嶽山の授与所にはなかなか面白いアイテムが置かれておりました。
(写真撮ってないですが)
・ワンちゃん用の首輪につけられるお守り
・勾玉型の火打石セット
・大祓祝詞の書写セット →意外とないので、つい買ってしまった
・鹿の肩甲骨で作られたお守り
最後の鹿の肩甲骨?なぜ?
と思ったら、こちらの主祭神は櫛麻智命(くしまちのみこと)。
占いの神様なのです。
年の初めに、その年の収穫の出来不出来を占う、”太占祭”(絶対秘事)が開かれており、その時に鹿の骨が使われるのです。
それで、鹿の骨のお守りがあるのですね。
上記のページによると、この太占祭を開いているのは全国でも、武蔵御嶽神社と、群馬県にある貫前神社の二社しかないそうです。
その占いの結果が書かれた結果表も置かれてました(有料)。
これ、毎年当たってるのかな??
櫛麻智命というお名前は今回初めて知りました。
他にお祀りしている神社は、奈良の天香山神社。
こちらのサイトを見ると、神武天皇の東征祈願が行われた場所なのだとか。
なぜにこの武蔵野国の奥地にある神社が、櫛麻智命をお祀りするようになったのか?
ちょっとそこまでは、調べきれませんでした。
(ここの会報誌をあさるとわかりそうなんですけどね。。)
なんにせよ、占いを司る神社。霊験あらかたなる場所というのも頷けます。
何かが隠されているに違いない…。想像が膨らむ場所ですね。
御嶽神社の手前には、宿坊も多く、昔からたくさんの「講」が訪れていたことが偲ばれます。
今回は藤本荘さんでランチをいただきました。
山菜やこんにゃく、鮎など地元の食材を使ったお料理、素朴で美味しい。
中でもサクサクした天ぷらには、一同無言で味わいました。
こちらのご亭主さんは、御嶽山に天皇陛下がいらしたとき、ご案内したのだとか。すごいな〜。
ケーブルカーで下山したあとは、多摩川沿いを一駅歩いて、小澤酒造さんの営むカフェへ。
清流を眺めながら、登山を終えて一杯どころかいっぱいお酒を楽しんでいる人たちがたくさん。
多摩川、上流はきれいですねえ。
ほんと、奈良の奥地ほどではなくとも、東京も十分きれい。
今度はリベンジで、奥のロックガーデンへ挑戦してここの霊気をさらに充填したいものです。