【続いてる写経 1008日め】〜この松葉、使えませんか?
8日は関東では松の内が明けて、松飾を下げる日でした。
今年の松飾はかなり元気が良い葉で、いい感じに収まってくれていました。まだ青々としていて、これをお焚き上げに出すのはちょっと勿体無いくらい。
何か使えないかしらん?
と、ちょっと思いついたのが、松葉を調理すること。
松のパワーについて、免疫を向上させたり、血栓溶かすなど効能が高いとのことで、流行病騒ぎの渦中にSNSでよく投稿されていました。
試しにちょっとぐぐってみたところ、YouTubeでこのような投稿が出てきました。
この動画では、新芽の松葉を使って以下の6品が紹介されていました。
・松葉ジュース(松葉をミキサーする)
・松葉還元水(ミキサーで濾した松を水につけて置く)
・松葉酒(お酒に漬け込む)
・醤油麹と松葉(麹に漬け込む)
・松葉ごはん(お米の上に乗せて炊く)
・松葉茶(松葉を焙じる)
最後に、どうやって松を調達するか、どのような松を使うといいかにも言及されていました。
・松は悪いものを吸着する力があるので、なるべく綺麗な場所で育ったもの
・排気ガスや農薬がかかっていないもの
この動画作成者の方は、田舎の知り合いから送っていただいた松を使ってました。
ということは、由来がわからない、お飾り用の松はちょっと止めておいたほうがいいかな…。
何せビギナーが下手に手を出して、トラウマになるのも嫌ですしね。
で、思い出したのは松葉茶。実はこれ、買ってはいたのです。
でも、煮出しタイプで、その日のうちに飲み切ることと書いてあったので、ちょっと面倒くさいな〜と思ってそのまま。
松葉茶の効能を改めて調べてみたら、
・ビタミンA(皮膚の粘膜のサポート)
・ビタミンC(抗酸化作用)
・ビタミンK(骨からのカルシウム排出抑制)
・ケルセチン(抗酸化作用)
・クロロフィル(コレステロール低下)
・カルシウム(骨粗しょう症の予防)
・テルペン(リラックス効果)
ほよ〜、こんなにアンチエイジングの成分多いのだ!!とビックリです。
やっぱり飲まないと損ですね。
ああ、でもまだ抵抗感が。
何となく、あの刺々しいものが口に入るのが、ちょっと怖い。
お茶はいちばん飲みやすいから、まずはそこからですかね。
松葉料理のワークショップとかあったら行ってみたいなあ。
ついでに、結局どんと焼きに行ってしまった松飾りについても、生産過程を調べてみました。
松飾り、手間かかってますね…。一本ずつ、大切に出荷されたお品でした。
今年もお役目、ありがとうございました。合掌。
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