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【続いてる写経 924日め】〜「リスキング」手始め・数学編

現政権の政策に「リスキング」=学び直しがあります。
環境や技術革新による変化に対応した、新たな知識や技能を学ぶこと。もう定年のほうが近い身ではありますが、やっぱり日々の動きある程度ついていかないといけないなあとは思っています。

しかしながら、ワタシの場合、大学まで学んだことをほとんど覚えていないようで、歴史の知識も、科学的な知識も”それ何だったっけ”状態です。

そういった意味では、日々古い知識も「リスキング」状態となっています。
苦笑。

最近では『数字であそぼ』というマンガの話が自分にとっては衝撃でした。

『数字であそぼ』は、見たものを何でも一瞬で記憶できる能力をもつ男の子が主人公。抜群の記憶力を駆使して難関国立大学に入学(京大がモデル)したのはいいけれど、大学で最初に履修した数学の講義の内容が全くわからなかった。そのショックで2年間引きこもってしまうという話から始まります。

この主人公がショックを受けた講義の内容は、有理数と無理数の話でした。
有理数と無理数は、以下のように定義できます。
・有理数とは分数で表せる数のこと。
・無理数とは分数で表せない数のこと。(例:円周率、2の√など)

読んでいて、「❓」。数学なんて、ほんと記憶の彼方の文系人間。

有理数についてはわかるけれど、無理数の「分数で表せない」の意味がよくわからなかったのです。

この定義をちょっと別の言い方にすると、
・有理数は、整数と、有限個の数字で表される有限小数か同じ数の並びが繰り返される無限小数(循環小数

・無理数は整数・有限小数・循環小数以外、つまり循環しない無限小数

円周率とか√2というのは、循環しない数字が小数点以下だーらだら続く数だから無理数なのですね。

ここまで、これ実は「中学3年生」で最初に習う概念だそうです。
きっと自分も習ったらしいです。
つまりわが子はもう知っているってこと?エライわね。

さらに有理数も無理数も「実数」なので、この世に存在する数と認められている。円周率とか、延々と計算して存在しているわけですものね。

ここまでで数学のもつ「概念がわかってなかった」ことがわかりました。

数学というのは、実は「想像力」が必要な学問なのだと思い知ったのでございます。

『数字であそぼ』ではさらに、無理数を数直線上に表すために「切断」という概念が出てくるんですけど、さっぱり腹落ちせず、理系の夫に尋ねたりしました。難しい。

さらに、このマンガ読み進めたら、衝撃的な文言があったのです。

つづく


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