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【続いてる写経 1409日め】AIは見た!〜会議でなにが起こったか
朝一の部内会議で、トラブル発生。
ある人(Aさんとする)がまたある人(Bさん)の発言に対して、疑問を呈し、ごく閉じた事務作業の内容だったのにも関わらず、
「周知するために、どこかに書いておいたほうが良い」
と主張して譲らないのでした。
その他全員は、その必要はないと無言の同意。
なぜならば、何か書面を作成したら、そのメンテナンスと置き場の管理もしなければならないからです。
けれども、Aさんはそう言ったこと説明をしても、ガンとして譲らない。
しまいには感情的に、他者の発言に被せて話すまでヒートアップ…。
困ったなあ…。
仕切り直しをワタシが提案し、もう一人の同僚が落ち着いた口調で執りなしてくれ、何とかAさんは鉾をおさめました。
とはいえ納得できず不満な様子はオンラインでも感じ取れる…。
5分で終わるはずの会議が、正直どうでもいいこだわりで30分以上長引いてしまい、朝から調子が狂いました…。
被害をもろ被りしたBさんと個別に話し、なにか不味かったのかを分析しましたが思い当たらず、機嫌が悪かったのだろうと結論づけました。
その後、ふとzoomの新しい機能として追加された「AI Companion」があったことに気づき、どう要約されているのかどうか見てみました。
要約は小見出しがつけられ、以下のようにまとめられていたのです。
⚫︎と⚪︎との支離滅裂な会話
会議には、⚫︎、⚪︎、▲が参加し、個人的な経験、仕事に関する問題、匿名の個人など、さまざまなトピックに触れました。会話はユーモアと欲求不満の瞬間で中断された。しかし、明確な決定、次のステップ、またはアクション項目がないため、より詳細な要約を提供するのは難しいです。
発言者がきちんと反映されていないとか、表現の精度の問題はあるけれど、
支離滅裂!!
論理破綻している会話に対して、バッサリ言い切った!!
また、
会話はユーモアと欲求不満の瞬間で中断された
場を和ませるために、ジョークとか多用したのが汲み取られていたよう。
けれども”欲求不満”。
Aさんが結局満足できなかったことがわかったようです。
より詳細な要約を提供するのは難しいです。
と、できなかったことに対しては「ですます」調。お茶目?
Bさんにこの要約について知らせてみると、
AIでも”支離滅裂”ってわかるなんて、AIすごい!!
と、大ウケ。
主観的感情のないAIだからこそ、客観的表現が冴えるようですね。
喧嘩両成敗できるAIこそが、”平等”な裁定を下してくれる気がしました。
将来はAIが裁判官やるかも?
実現可能性高い。ホント、高い。