【続いてる写経 1754日め】香道お初会、銘香を聞く
毎年恒例の、香道お初会でした。
と言っても、参加するのは久しぶりです。
会場は竹橋の如水会館。ここに入るのも初めて。
元々は一橋大学の同窓会館。
ちなみに、如水会館の命名者は、一万円札の顔、渋澤栄一翁だそうです。
まずは銘香を聞く香席から。
銘香とは、
要するにだ、代々伝わる香木の良いやつです。
それに、名前が付けられている。
そして、今回の銘香の名前は、
なんですと‼️
大神神社様の、あの杉の名前でしたわよ。
香木そのものの種類は伽羅です。
かつて先生は、美智子上皇后様のご生家、正田家とともに、大神神社で献香式を務めたことがあるそうです。
はい、もう話が別世界過ぎてわかりません…。
とにかく、大神神社様と今年はご縁があるのだなぁと、大変嬉しく思いました。
その香はどんな香りだったかというと、、
杉の木のようにすーっと、天に伸びていくような、伽羅にしては涼やかで、爽やかな森林にいるような雰囲気でした。
ただ、銘香はいつもちょいと、弱いのですよね。
古い香木だからでしょうか。
儚いのです。
もう一柱、"飛鳥美人"と名付けられた銘香も聞きました。
こちらは同じ伽羅でしたが、華やかで艶やかで、まさに"美人"感。
貴重なお香、ありがとうございました。
香席の後は、お食事会。
如水会館運営者の、東京会館さんの有名お料理の数々。
4日間かけてつくるコンソメスープなど、手間暇かけられたお味。
思ったよりも一皿ずつのお料理が大きく、満腹に。
あぁ、今回も贅沢させていただきました。
先生、幹事の皆さま、会場スタッフの皆さま、ありがとうございました。