【続いてる写経 1524日め】成田山・写経大会、ふたたび
成田山の写経大会に参加してきました。
昨年に続き、2回目の参加です。
前回の様子↓
今回の写経は時間内完遂
前回10月は初参加で不慣れで、隣の駿河屋さんからのウナギの香りに惑わされたり、不覚にも時間内に終われず。
成田山の写経手本は個性的で美しいですが、筆の入りが難しい。これを再現しようとして時間がかかったのでした。
今回は早めに行って、いちばん前の座席に着席。周囲の状況やウナギ芳香にも惑わされず、集中して書くことができました。
この日の参加は250名超。後ろ座っていたら壮観だったかもです。
”大浦ごぼう”様、登場
終了後は精進料理のお食事。
写経大会のスペシャル感は、非日常な空間でお写経できることもありますが、成田山でしかいただけない”大浦ごぼう”が供されるこのお食事をいただけることと思います!!
この大浦ごぼう、通常のごぼうよりもずっと太い大きなごぼう。
今回はお話と同時にケースに入った”大浦ごぼう”様が登場。
まるで大根のような太さ!!
現在は4軒の農家さんが作っていらっしゃるそう。
一度収穫すると、5〜6年は土を寝かす必要があることから栽培が難しいので、年々収穫量も減っているそうです。
昨年成田山に奉納されたのは1200本。
これを12月のある1日、成田山の職員総出で土を落として洗い仕込みの準備をしたそうです。
その後ごぼうは5日間調味料と煮込み、煮込んだ後は缶詰状態にするそう。す。
5日間煮込ということは相当硬いのでしょうね。
栽培の苦労はもちろん、料理として供されるまでも、長い長い時間と、たくさんの人の手間がかかった一品。
思わず手を合わせたくなるお話です。
「どうか嫌いな味でも”大浦ごぼう”だけは残さないでください!」
説明されたお坊さんが力説されてました。
さすがにこれを聞いて残した人はいないかと思いたいですけど…。
食事をいただくのも修行の一環。
食事のことばを5つ唱和してから、一斉にいただきました。
前回よりも全体的に味付がマイルドになっていたように思います。
とても美味しい精進料理でした。
成田山は御祈祷参加も無料
解散後は本堂の護摩祈祷へ。
今まで聞いた中で、太鼓を叩く人のプレイも興にのっている感じで個人的には盛り上がりました。
カバンも護摩の火にかざして、払ってもらえるのです。
写経大会の時のご挨拶で、
成田山は1年365日、無料でどなたも参詣できます。
京都のお寺のように拝観料はいただいておりません。
と豪語されてたのですけど、確かにこれだけの規模の御祈祷が自由参加可能なのはありがたいです。
弁天様、特別ご開帳
今回はタイミングが色々あっていたようで、なんと弁天様が特別ご開帳でした。
先日竹生島の辨財天様特別ご開帳のご縁でしょうか。
成田山でもレアな弁天様にお目にかかることができました。
弁天池の亀さんの数が、まさに岩山のようにいて壮観でした。
よく見ると、ガメラっぽい。
さて、他の仏様にもご挨拶をしてこよう。
(つづく)