【続いてる写経 928日め】〜本当にやるのか、スピーキングテスト
いつの間にやら10月も後半に突入し、わが子の高校受験に向けて学校側の体制もいよいよ本格化してきました。
学校の体育館で、なぜか親子を隣に座らせ説明会が開催され、否が応でもます緊張感。
ただし説明会といっても、特段新しいこともなく書面提出のスケジュールの厳守が最重要事項でした。
「志望校選びは真剣に」
↓
真剣にやっても、本人の希望だけで入れるわけではないし、何より学力が伴わないことにはどうにもならず…。
なんとなくイラッときてしまうのでございました。
だったら入れるように「真剣に勉強しましょう」と喝を入れてくれるほうが納得できるような気もします。
他の子たちがどういった観点から志望校を選んでいるのかわからないけれども、
・校風
・通学距離
・金銭的な条件
・部活、学校行事など
色んなところから絞り込んでいっても、最終的に最大の制約条件となるのは、
外部要因・・入試日
内部要因・・学力(内申点)
なのでした。
特に私立高校においては、最初の日に集中しているため、第一、第二希望がそこにあったらどちらかを選ばなければならないのです。
この入試日制約がもっとも大きく、入試が集中する3日間、どう配分するか。天下分け目の関ヶ原。
入試日程から絞り込むと、行きたい学校(ちょっとチャレンジ校)ばかりになってしまうのですよねえ。どうしたものか…。
さらに都立校受験の説明の中で、
「今年からスピーキングテスト(ESAT-J)の点数が最大20点入ります」
とさらっと説明されたのも、またイラッと要因。
ほんと、欠陥だらけど世間を騒がすスピーキングテスト、東京都教育委員会が都立校の高校入試に、このテスト結果を導入する意味がわからないです…。なぜこれだけ専門家からの反対意見が出ているのに強行しようと躍起になるのか。
この記事とか読むと、怒りか湧いてこない。
「英語スピーキングテストは愚策」と、認知科学者が断言する理由
やり方や公平さに欠けると言われているものを、公平であるべき高校入試に導入すると言う愚策だけは、せめてやめてほしいです。
子どもたち、本当頑張ってると思う。
頑張っているという曖昧な表現はあまり好きでは無いけど、大人の理不尽に耐えて、「しょーがねーじゃん」みたいに斜に構えながらも、頑張ってる。
理不尽に反発しても無駄だ、ということが分かっている。
この理不尽さを、将来怒りに変えて社会を変えていこうと思ってくれることを若い世代に期待。