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【続いてる写経 908日め】〜”利き目”がどちらかを知る方法

飛蚊症の症状が右目に出て、とっても不便だと思ったのは、最終日に滑り込んだ美術展『日本美術を紐解く』でアートスコープを使った時でした。
単眼鏡や顕微鏡など片目で見るときは、必ず右で見ていたのです。

狭い視界になると、少しの点でもすごく邪魔でした。
しかも焦点を合わせるのにも、慣れるまで時間がかかりました。
なので逆の左目で見ようとすると、そもそも左目だけを開けてみることができない自分を発見したのでした。

目にも癖があるのは自覚しておりましたが、手と同じように目にも“効き目”があるようです。
”利き目”とは、「対象物の位置について、僅かながらより多く、より正確な情報を脳の視覚を司る箇所に伝達している目のこと」だそうです。
利き目を測定する方法は簡単で、

1. 片腕を伸ばし、その手の親指を直角に立てた状態でキープします。(親指の代わりに人差し指を使っても大丈夫です。)

2.両目を開いて遠くの物体に焦点を合わせたまま、親指をその物体に重ね合わせます。(親指が部分的に消えているように見えても気にしないでください。)

3.目を片方ずつ交互に閉じます。

4.対象物の真正面に親指が見える方の目が、利き目です。

https://www.allaboutvision.com/ja-jp/me-no-kensa/kikime-test/

テストをすると、案の定ワタシは右目でピント調整を行なっているようです。自分の”利き目”が右目だから、それだけ使ってきたのですかね。


この”利き目”というのは、脳の働きにも大いに関係しており、

利き目が左(右脳派):直感や芸術的感覚に優れています
利き目が右(左脳派):言語と理論でじっくり考えることに優れています

https://www.ushiku-clinic.com/wp-content/uploads/2019/04/58-3.pdf

ということは、逆の目を鍛えることによって、ひょっとすると反対側の脳も鍛えることができる可能性があるということ?

ワタシは利き目右、左脳優位なので、論理思考型(そうでもないけど)なので、芸術・直感系に強くなるには左目を鍛えればいいのかもしれない。

というわけで、”左目ちゃんにも働いてもらおう”訓練をしてみることにします。単に左目だけでモノを見ることを試みるってだけですが。

ちなみに脳の左右差を解消するには、手指を組んで、左右差がなくなるまで組み替える運動が効果的だそうです。

余談ながら、『ゴールデンカムイ』の中で射撃手の尾形くんが利き目を失ったあと、残った目で元のレベルまで克服したのは、神業だったのだなあ。(架空話ですけど…)




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