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【続いてる写経 1005日め】〜世にも貴重なお米”イセヒカリ”を頂いた
2021年にひょんなことで、都会から移住し、その生活をドキュメント的に情報発信する取組みを行なっている”どうなるサロン”の皆様とご縁がありました。
この”どうなるサロン”メンバーの皆様、相当な行動力と企画力をお持ちで、移住先の長野県にて、いろいろなプロジェクト企画、起業されております。
その一つに、お米づくりの省力化実現に向け発明した『ミズニゴール』という機械があり、昨年クラウドファンディングも行われました。
『ミズニゴール』は、その名の通り、田んぼの水を濁らせる機械。
水を濁らせることで、雑草の光合成を阻害し、繁茂を抑制。田んぼの除草作業を減らし、省力化と無農薬が実現できるのではないか?との仮説によったそうです。
結果はというと、
自社圃場7反+近隣3反と、実証実験に参加くださった農家さん5戸で行いました。結果としては、約70%の圃場がミズニゴールのみで抑草・除草ができました。
自社圃場での収穫は、無施肥・無農薬栽培で6俵/反だったそうです。
次なる課題はあるようですが、プロジェクト実現と収穫成功、素晴らしい〜。
ワタシもクラファンに出資してましたので、収穫された『ミズニゴール』米を、返礼品として頂きました。
届いたお米は「ツキアカリ」と「イセヒカリ」。
「ツキアカリ」は新潟県で作られた新品種。コシヒカリよりもお米の一粒が大きいことが特徴だそうです。
「イセヒカリ」のほうはその名の通り、伊勢発のお米です。しかも伊勢神宮の水田に突如として現れたお米だそう!
なんでも平成元年に伊勢地方を襲った台風の中、軒並み倒された御神田の中、水田に真っ直ぐ立っていた稲株2株。調べてみると新品種だったとのこと。まさしく「神が与えたもうた新品種」とされ、伊勢神宮ではコシヒカリに変わり「イセヒカリ」が神嘗祭で捧げられるようになったとか。
しかも現状一般流通はしておらず、生産者間でのご縁で苗を譲り受けるしかないのだそうです。(ネットで精米品は販売されている模様)
色んな意味で、凄すぎるお米!!
このような貴重なお米なので、新年まで大事にとっておき、遂にいただくこととなりました。
イセヒカリの食味は、コシヒカリに比べて非常にあっさりしておりました。さっぱりとしていて、粘り気が少ないのです。
一緒に食べるおかずを引き立ててくれるお味でした。
「カレーとかにかけるといいかも」
「リゾットとかいいかも」
と、わが家のグルマンたちが評価。
というわけで、夫が”イセヒカリ・チャーハン”を作りました。
想定通り中はふっくら、粒はパラパラチャーハンとなり、かなり美味でございました。
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次はリゾット?
でもそのまま頂くので十分いいかな、貴重だし。
ありがたく、お米の神様を想って100回噛み締めたいところ。
お米の食味はいろいろ違うのだなあ。と意識して食べてみると発見も多いですね。
今年は『ミズニゴール』の自動運転化を目指し、GPSシステム付にする計画中だそうです。またクラファンあるかしら?
”どうなるサロン”の皆様の取組み、他にもシェア農家コミュニティのFARMYも興味深く。現地イベントにも行きたいなあ。
ただし、わが子の受験終わって、もう少し、暖かくなったらですね…。
あと、もう少し。