【続いてる写経 1721日め】運慶作・仏像に会いに、横須賀へ
またまた会期ギリセーで、横須賀美術館の『運慶展 運慶と三浦一族の信仰』を観に行ってきました。
横須賀って、遠いのですよ。23区の西の涯てからだと、2時間かかる…。
小旅行気分で、品川から京急線に乗ること小一時間。
馬堀海岸からバスに乗り、海が見えると一気にテンション上がる。
そしてたどり着いた美術館は、「ベリー グッド シーナリー！！」
海が見渡せる絶好の場所に建っておりました。
めちゃくちゃ、いいところ〜！！時間かけてきた甲斐アリアリ。
今回の『運慶展』浄楽寺（横須賀市）所蔵の、運慶が手がけた5体の仏像にお目にかかれるもの。
特別展示室には、阿弥陀如来坐像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像、不動明王立像、毘沙門天立像 がずらり。（もちろん撮影禁止でございました）
写実度高い運慶さんの作品は、坐像といえども躍動感あり。
阿弥陀如来様のほっぺたの感触まで、想像できるような。
脇侍の菩薩様も、こっちに動いてきてくれそう。
ぼやーっと眺めていると、
あれ？今、動いた？？
なんて気がしてくる。
なので見飽きないのですよね、運慶さんとか慶派の仏像。
ほんと、どうやったらここまで魂を込められるのだろう？
先日京都でお目にかかった、六波羅蜜寺所蔵の仏像も凄かったけど、
関東にも、三浦半島にこんなお宝があったのですね！！
またお目にかかれる日は来るかしら？と思ったら、
浄楽寺さんで1週間前までに予約すれば、説明付きでご開帳してもらえるそうです（志納金500円なり）。
特別ご開帳も年２回あるようです。
問題は、浄楽寺さん、公共交通機関利用では、かなり行きにくそうなことですかね。
それをおしてでも、いく価値あると思いますけどね。
うむ、横須賀、自衛隊と海軍とカレーだけではなかった。
再発見の旅でございました。