【続いてる写経 847日め】〜金銀ツアー、これにて大団円
札幌最終日は北海道の農業高校を舞台にしたマンガ、『銀の匙 Silver Spoon』展を観るために札幌芸術の森美術館へ。中心部から地下鉄とバスを乗り継いで30〜40分かかるって、やっぱり広いですねえ。
ただ、わざわざ時間かけてやって来たけれど、『銀の匙』展の出来は…。
基本は主人公・八軒くんの青春物語を軸とした原画の展示会でした。
『銀匙』は北海道の農業高校ならではのエピソードが興味深く楽しいので、その辺りを突っ込んでくれたら面白かったのに。
例えば育てた豚の肉を引き取って食べるシーンがあるので、畜産工場の写真も飾るとか(ちょっとグロい?)。文化祭用に自家製チーズのピザやソーセージ作った話にちなみ、作成器具を展示するとか。膨大な取材資料の写真ファイルは紹介されてましたが、原画以外の展示の工夫は、ストーリー上で豊富な素材がある割に乏しかった印象です。
先日観た『金カム展』はヒグマの剥製置いてましたからね。そういう臨場感ほしいです。もったいなかった。
手書き原画見られたのと、荒川弘先生の原画作成ライブ動画は、画力を感じられて興味深かったです。
グッズでちょっと気に入ったのが、中島美雪先生(大仏顔)のクリップ。縁起良さそう。
チーズを地下で密造していた怪しげな先生。このセリフがツボでした。でもこれで550円は高いよな。。グッズ全般高いのよね。。
札幌芸術の森は野外美術館もあり、そちらは今無料で公開中。
せっかくだから、絵本『おおきなかぶ』で有名な佐藤忠良先生のアトリエだけ見たかったのだけど、入り口までも遠い…。ここに行ったら最後の目的地が達成できなさそうなので、今回は断念しました。
はい、最後の目的地は「月寒あんぱん本店」です。月寒あんぱんが作中で重要な小道具として出てくるので、『ゴールデンカムイ』のコラボ商品が今発売されているのです。
それを買うためだけに、地下鉄乗り継ぎまた30分かけて移動。大通周辺の駅は、東京で言えばさながら大手町の感覚です。
南北線から東豊線に乗り換えるのに、延々と10分くらい歩きました。
月寒中央駅を降りると、「月寒あんぱん本店」は直結でした。
噂の『金カム』コラボは、バラの商品は本店でしか買えないとのこと。最初は箱とバラ双方購入しようとしましたが、むむコラボ商品は通常商品よりも、50円くらい高くない?
うーん、食べ終わったらお役御免のパッケージに…ちょっと理不尽よね。
ファンの射幸心をおさめたのは、主婦のお財布感覚でした。
コラボはセット商品一式を一つ買い、その他通常商品のバラを追加で買いました。
ちなみに、このセットはネットでも買えます。
しかも現在は「三鷹駅で売ってました!」といつも読んでくださっているMさんからの情報も。
ただ新千歳空港では売ってません!
店内のポスターもお断りをいれてパチリ。
これでミッションコンプリートと安心したら、地下鉄反対方向乗ってました。終点が次でよかった。。
そんなこんなで、今回の札幌行き。気がづけば中日の用事以外は、北海道を舞台にしたマンガに浸る、『金カム』・『銀匙』の金銀コミックツアーとなっていたのでございました。
本当はアイヌ文化にも触れたり、北海道神社にご参拝も検討してたんですけど…。
結果として景気がいいタイトルツアーになったので、終わりよければすべてよし!
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