「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」感想
ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ
やっと観に行けた…!
本当に楽しかった!やっぱりアクションがバチバチの映画は映画館で息を呑みながら、時に前のめりになりながら、手に汗を握りながら観るのが楽しくて大好きな時間だな…。
1も2もみていたけれど、わたしは今作が1番好きかもしれない…!
アクションシーンのリッチさや、多さと、池松壮亮さん演じる冬村かえでのアクションシーンのかっこよさが本当に本当に素晴らしくて…ギィィイイイイイイって声出しそうになった。
ベイビーわるきゅーれを観た後は絶対に「殺し屋になりたーい!」の気持ちになるのに今回は「ちょっとわたしには無理かも…」と思うくらい、2対1のシチュエーションがかっこよかったし、目を奪われて、夢物語としてめちゃめちゃ楽しめたな。
ちさとさんとまひろさんの2人の関係もより強固に感じられるようになったのは、観てる側が2人の成長を見ているからというのはあるだろうけれど、それ以上に2人が画面の外でも一緒に歳を重ねてきたんだろうなと思わせてくれる演出や絵づくりのおかげだったんだろうなと思う
ちさまひFoever...です…
最後のケーキは泣いちゃったな…
今までは殺し屋になりたい❗️かっこいい❗️だったけれど今作はそれ以上に、わたしも人生の相方を大切にしようと思えたな。
「ナイスデイズ」というのも『2人なら』というのが含まれているよなあという感覚になるタイトル。
あとはやっぱり冬島かえでという、最強の殺し屋が孤独を抱えていて、でもずっと仲間に憧れていて…という対比があったからなおさらだよな…とも思った。
冬島が「俺が1番強い、仲間になるか?」といった趣旨のことを殺し屋集団に伝えて「命がもったいない!」って言ったとき、「あーこの人はONE PIECEを読んでいて、仲間に憧れていて自分だってあの中に入りたい、自分なら活躍できる!と思ってる人なんだな」と思って、胸がキュっとした
あとは、冬島が即席の仲間と車で向かうシーン…本当に楽しそうだったし、幸せそうだったな…そう思うと"背中を預けられる相棒"がいるまひろは、"背中を預けられる相棒"がいたからとどめをさせたんだろうな。
冬島にも「うるせぇ!行こう!」と言ってくれる船長がいてくれたら、最後のちさまひの様にケーキを食べながら笑えていたのかな…とifを思うと切なくなるな…
最後のトドメをさすところ、冒頭との対比になっているのは分かりやすくてわたしはすごく好きだったな。
冬島がまひろに手を差し伸べて(銃をとるか、ハンカチという慈悲・優しさの象徴をとるか)まひろはハンカチを選べたから、撃たれなかった。
一方、まひろが冬島に手を差し伸べて(銃をとるか、ハンカチという慈悲・優しさの象徴をとるか)冬島は銃を選ぼうとしたから、撃たれた。
まひろは相棒とこれからも生きていきたい(最後に「生きていてよかったー!」というセリフがあったり、まひろの誕生日を祝う日だったり…)という目的があって、生への願望がきちんとあるし、ちさとの存在で、ちさとと一緒に笑うことで自分が人間だと感じられる。
でも冬島は一緒に生きていきたいと思える相棒や仲間がいなかったから、殺しという目的を達成することしか考えられなかったから、自分が人間だと感じるのもすごく難しくなっていたんだろうな…。
いやあ切ないな…わたしも友達のことを大切にしたいし、しようと思った。
あと関係ないけど、先輩とギクシャクしたところからなんだかんだ打ち解けていく様子を見て、わたしも会社の後輩を飲みに誘うか…と思ったりした。
とにかく楽しかったーーー!
ドラマも引き続き楽しみだな。
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