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【虚構のアイランド】2・セカンドコンタクト《8》
※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。
「お待たせ!燃華!」
「えっと…男性アイドルのコンサート…。」
笑顔で到着した朋美に対し、私は彼女の服装に戸惑い気味で、引いていた。
朋美も察したので、彼女も服装について理由を答えた。
「これ?そりゃあ応援するんだから張り切って行かないと!」
「スポーツ、じゃないよね…?おかしくない?」
「おかしくないよ!燃華こそ…動きにくくないの?」
今度は朋美が私に聞いてきた。
私は自分の格好を見返した。
…何も格好悪くはない。
白のワンピースの上にベージュのカーディガンを羽織っていて、つばの長い白の帽子を被っている。
170センチ以上あって大柄な女性の私だが、コーディネートは女性らしさを強調させている。
女性らしさに欠けていると自負する私でも、TPOはわきまえているはずだ。
朋美にも何かしら事情があるだろうが、何故こうも恥ずかしくなるんだろうか?
「あ、いや…。燃華がいいならいいんだけど。スカート着てる子もいるし、悪くはないよ!」
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