三洋電機は、なぜダイナモの世界一になれたのか?世界に冠たる自動車企業を目指すにあたって
こんにちは!カレント自動車の渡辺です。
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カレント自動車は理念浸透をめちゃめちゃ大事にしていて、カレント自動車の理念・考え方をぜひ皆さんへ伝えるべく筆をとっています。なお、前回の記事は以下をご覧ください。
ダイナモで世界一になる
さて今回は、「三洋電機(現Panasonicグループの子会社)は、なぜダイナモの世界一になれたのか」ということを、本記事でご紹介したいと思います。
ダイナモとは、自転車用発電ランプです。三洋電機は、戦後GHQから松下電器産業(現Panasonic)が財閥指定で解体されかけたとき、三洋電機の創業者井植歳男氏(=松下幸之助氏の奥様ムメノさんの弟)がそれを避けるために立ち上げた町工場からスタートしました。
町工場時代、ある日の朝礼で社長であった井植歳男氏は、「三洋電機は、ダイナモで世界一になるぞ」と大号令をかけたそうです。それを聴いた社員は、「おっさん、何言ってるね。気狂うたんちゃうか」と思ったそうです。しかし、井植社長は本気だったのです。
「これは世界一か」とすべてに置いて問い続ける
朝礼が終わるやいなや、工場中を巡回し、全社員に「これは、世界一か」と問い続けたそうです。来る日も来る日も井植社長から「これは世界一か」と問い続けられた社員は、「ダイナモの世界一ってどこや」と考え始めたそうです。これは、まさに「世界一を目指す別のジャンルの偉人たちが行っていた習慣を真似て自分の習慣になるためにできることから実践していく」と同様の考え方だったのです。
そして、当時フランスのCIBIEが世界一であることを突き止め、徹底的にベンチマークしたそうです。そして宣言から5年後に東南アジアのマーケットを開拓し、ついに三洋電機はダイナモの世界一になったそうです。
継続は力なりです。日々、「これは世界一か」とすべてにおいて問い続け、あくなき改良改善、あくなき開発を行ない続けてこそ、世界一への道は拓ける。そう思います。
世界に冠たる自動車企業になるカレント自動車
カレント自動車においても「世界に冠たる自動車企業になる」という目標を掲げています。カレントが登ろうとしている山は、いうなればエベレストです。それを無理だと思わず、日々創意工夫を繰り返し、チーム全員が一歩一歩積み重ねていくマインドが重要なのです。
こういうマインドをもって、繰り返し繰り返し行ない続けることが、結果大きな目標が達成できるのです。最初は意識して行なうことも必要でしょう。また、他力によって身につける習慣という場合もあるでしょう。小さい頃、親や先生から躾られたことも習慣を身につける一環だと言えます。躾は押し付けから始まると言われるのも、自分自身以外のパワーによってよき習慣が身につくからでしょう。
どうせ仕事に打ち込んでやるなら、誰もが知るサービスになって胸をはりたいと思いませんか?家族・友人・知人に、世界一のサービスを提供している会社で働いてるんだ!スゴイね。って言われたら嬉しくありませんか?
私は、言葉に繰り返し発することで夢が実現する。これを信じてやまないのです。
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