映画『左様なら今晩は』感想
ども、カラントです。
11月11日より公開された映画『左様なら今晩は』を鑑賞しました!
いつもならTwitterで感想とかつぶやくのですが、ストーリーで感じるものが大きすぎたので140字では綴れそうにありません(笑)
なので今回は、その感想をnoteで綴りたいと思います!
まだ見てない人にネタバレするのは避けつつ、語ろうと思います!
率直な感想を言うと…
心がときめいたり、キュッと締めけられたり…
感情の起伏が激しかった映画
でした。
物語のW主人公である、半澤陽平(演:萩原利久さん)と幽霊の愛助(演:久保史緒里さん(乃木坂46))がおりなすハートフルなラブコメディで、とある出来事から出会った二人が1から関係を築きあげる序盤から、心を通わせ始め奇妙な共同生活になれていく中盤までは心がときめくシーンばかり…
なんですが、クライマックスが近づき始めると段々と切なく寂しい感情になり、心が段々と切なさから締めつけられる…といった感じでした。
僕は映画を見るとき、大体は1人の登場人物に感情移入することが多いのですが、今回は後半から愛助に感情移入して見ていました。
終盤にかけて感じた寂しさ・切なさから心がキュッと締めつけられたのはそれが理由だと思いますが…
愛助と陽平が、互いに大切な存在になっていくまでのストーリーを描いた前半と、大切な人との別れがこんなにも悲しく大きい出来事だと実感する後半。
出会いがあるから、別れがある。だから一期一会を大切にしようと、この映画を見て実感しました。
物語を見ながら、もし愛助が生きていて人間として陽平と出会っていたら…?というifストーリーを見てみたいと思いました!
今回は、僕が好きな乃木坂46の久保史緒里さん(いつもなら久保ちゃん、しーちゃん呼びですが女優としての久保史緒里なのでさん呼びです)の初主演映画ということもあったので、見に行きましたが一人の女優さんだったなと思いました。
主人公の幽霊役って演じるのがとても難しく、かつ愛助はピュアなので繊細な心情の変化が激しいので難易度が高いはずなのですが、見事に演じきった久保さん。
アイドル・ラジオパーソナリティー・モデル・女優と活動の幅が広い久保さんですが、今回の映画でまた女優としての可能性の幅が広がったと、僕は思います。
そして陽平役の萩原利久さん。
2019年に『3年A組』で知り、『電影少女2019』以来に演技されている姿を見ましたが、演技上手いなぁと感じました。
序盤の陽平は何となくですがナチュラルな嫌われ者なのかな?と思うくらい、嫌われていく演技が自然すぎる…と息をのみました。
何年後になるか分かりませんが、日本を代表する俳優さんになるはずなので、今から彼が出演する作品は可能な限りチェックしていこうと思います。
そして監督・脚本を担当された高橋名月監督。
恥ずかしながらこの作品でお名前を知ったのですが、心を動かす作品を作れる監督だと思いました。
これから高橋監督が送り出していく作品たちがとても楽しみです。
過去作品があれば、まずはチェックしていこうと思います。
最後に…
久保さん、萩原さん、高橋監督はじめ、出演者、スタッフ、関係者の皆様。
『左様なら今晩は』という素晴らしい映画を、ありがとうございました!
カラント・サンライズ