毎日寝てても体調がよくならない人必見
睡眠は毎日とるものですが、情報や常識がどうも偏りすぎていて、本来の睡眠とはかけ離れているような気がします。
そこで、ここでは、多くの人が勘違いしている睡眠への常識について、6つ取り上げて解説しています。
寝れば良い
いくら寝ても、寝る時間が日々違っていたり、日中に寝倒したりしていればいくら寝ても、本来の睡眠とは言えません。
睡眠はあくまでも回復や充電の時間ではありますが、あくまでも自律神経がどこまで働いているかが重要になります。
寝相は良い方が良い
寝返りというのは睡眠中に行う自己整体です。寝相が良く体調がいい場合には、体調に問題がないから、寝相がいいだけで、体調が悪い時には十分寝返りを打てる人であれば大丈夫。
けれど、起床時にあちこち痛みを感じたり、冷え症やのぼせがあれば、いくら寝相が良くても身体が治そうとはしていない証拠なので、良くない状態なわけです。
夢を見るのは良くない
夢を見れば見るほど、脳内整理が進みます。いわゆる脳内で大掃除をこまごまと行っているということ。
しかし、まったく夢を見なかったり、同じ夢ばかりを繰り返している場合には、まったく整理できていないということ。
要するに、夢は見ないより見た方がいい。けれど、同じような夢ばかり見ているのであればよくないということになります。
睡眠薬で寝ている
睡眠薬で寝る場合には、いつも悪夢ばかりであれば少し心が休まるでしょう。
しかし、疲労回復は全くできません。それでいて、毎晩のように肝臓を傷めつけていることになりますので、睡眠薬を使っている以上、肝臓の強化が必要になります。
肝臓が強くない場合には、使わない方が無難です。肝臓が弱い人というのは、体力がなかったり、身体にいいものばかり取っている人、好き嫌いが激しい人、ストレスに弱い人などです。
健康寝具が良い
ベッドやまくらのように寝具は非常に重要だという情報があります。ただし、どのような寝相でも寝やすいのがいいという話でなく、程よく寝返りを打てる寝具がいいわけです。
人によって、骨の位置や筋肉の硬さが違います。そのため、寝始める格好が人それぞれなわけです。
ところが、起きた時も同じ姿勢であれば、寝返りを打てずに寝ていたわけですから、寝ている間に、身体を調整することができていないということになります。
しかし、身体にいい健康寝具とは寝返りを打たずに朝まで同じ姿勢で寝ていても痛みを感じないものが多いと思いますのでご注意ください。
休日の寝だめがたまらない
仕事や遊びに忙しい人は毎日のように深夜帰りや朝帰りが多いと思います。そこでやってしまうのが休日の寝だめです。
ところが、睡眠をとる時間は生体反応上決まっています。寝れる寝れないという話ではありません。
睡眠中に行うべき作業ができているかどうかという話になります。睡眠中の作業には以下の5つがあります。
1.消化吸収
2.疲労回復
3.身体成長
4.脳内整理
5.糞便形成
これら5つの作業が毎日滞りなく行えるのが質のいい睡眠です。
ただ寝るだけとか疲労回復するだけというのは睡眠とは言えませんのでご注意ください。
まとめ
睡眠は健康三原則の一部です。ただ寝ればいいだけでは健康三原則に含まれることはありません。
それだけ、睡眠・食事・運動の3つのバランスは超重要ということ。まずは、日々の睡眠を見直して身体を丈夫にしていきましょう。