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[羽村市郷土博物館]江戸の大建築!玉川上水を知ろう!

こんにちは!
明治大学博物館学生広報アンバサダーの伊藤祐太朗です!
今回は東京都羽村市の「羽村市郷土博物館」に行ってきました!
近くには多摩川が流れ、自然豊かな立地です。

実は私の地元も羽村市の近辺です!小学校の社会科見学以来、実に10年ぶりにこの博物館を訪れるので、とても楽しみにしていました。
今回は特に印象に残った展示をいくつかご紹介します!

玉川上水と羽村

羽村を語る上で、玉川上水は切り離して考えることはできません。
玉川上水は江戸時代に作られ、取水堰の作られた羽村から江戸・東京へと生活用水を送り続けてきた水路です。

まず目を引くのは、江戸時代の取水堰で使われた水門の実物大模型です!
玉川上水がいかに大規模な建築だったかを肌で感じることができます!
写真では分かりにくいですが、すごく大きいです!👀

江戸の市中に水を運搬した水道管「木樋」の展示も行われています。教科書でしか見たことがないものが多く、実際に目にすると、思ったより大きくて驚きました!

この他に、明治時代に作られた水門も実物大模型で再現されています。
江戸時代の水門と、構造や材質の比較をしてみるのも面白いかもしれません!

旧下田家住宅

博物館には屋外展示もあります。その1つ「旧下田家住宅」は、実際に使われていた家屋を移築したもので、国の文化財指定を受けています。
この建物は実際に中に入ることもできます。

住宅の中には囲炉裏があり、当時使っていた生活用具が展示されています。囲炉裏には火がついているので、当時の生活を直に感じることができます🔥

この釜のように、展示されている生活用具の一部は実際に触ってみることもできます。(手のマークに〇が描かれた展示のみ)
展示を見るだけでは分からない、触感や重さを感じることで、当時の生活をより深く知ることができます!

旧下田家住宅には「水」と彫られた壁を見ることができます。
これは、茅葺で木造住宅であったため、火災予防の験担ぎとして彫られたものです。博物館というと下ばかり見がちですが、ふと上を見上げると、こんな発見をすることもできて楽しいです!

今回紹介した展示以外にも、養蚕の展示など数多くの展示が行われています。名前だけなら知っている「玉川上水」。その姿を解き明かしに
羽村市郷土博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。

明治大学博物館学生広報アンバサダー 伊藤祐太朗

おまけ:羽村取水堰

博物館から少し歩いたところに、玉川上水の取水堰、「羽村取水堰」があります。

博物館で玉川上水について学んだあと、実際の玉川上水を見ることで、「あ、博物館で見たやつだ!」なんて発見もあるかもしれません。
春になると桜も咲いて、とても綺麗な景色になります🌸

インフォメーション

羽村市郷土博物館

住所:〒205-0012 東京都羽村市羽741
アクセス:
JR青梅線「羽村駅」から、「羽村市コミュニティバスはむらん」
バス停「羽村駅東口」にて「羽村西コース」に乗車、「郷土博物館」で下車(約17分)
開館時間:9:00~17:00(屋外展示は9:00~16:00)
見学所要時間(アンバサダー調べ):1時間〜2時間
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
    年末年始(12月29日から1月3日まで)
入館料:無料

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