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幼児期を終えて園長と話したことから考える

先日、息子が無事に保育園を卒園しました。
そして今日は3月31日。保育園最後の日です。

卒園式が終わってから、
息子には、やりきった満足感があるのでしょう。
「もう保育園には行かない。」と言い、
月末まで通園してもいいのに、家で過ごしていました。
ただ、私は保育園に用事があって行きたかったので
息子を連れて行き、諸用を済ませながら園長先生と雑談しました。

息子が保育園に通ったのは5月に転園してからの11カ月で
コロナ禍ということもあり、
園長先生と話す機会はあまりありませんでしたが、
卒園式の園長先生からの言葉でも
本当に素敵な言葉をたくさんくださって、
改めて良い先生に恵まれたと思いました。

そんな園長ですが、
全員の保護者から好かれていたわけではなかったようで・・・
年長児は10人以下の小規模な園でしたが
それでも全員の望むような保育をするって
難しいことなんだなと感じましたし、
先生と保護者、個人同士で通じ合えて、
同じ教育方針を持っていても
保育園に属するとなぜかできないこと、
小学校に対する不安(集団意識・同調圧力)
いろいろと話して、
最終的には「家庭」ということに落ち着きました。

園にこんなことしてくれたらいいのにな。
と望む前に、自分でやれば早いこと。
ただ、家庭ですることにも限界があるとは感じていて、
特にこれからどんどん親の言うことは
素直に聞かなくなってくるでしょうし、
お友達が全てになってくる。

家で一人で取り組むより
そばにお友達がいてくれたら、一緒にできたら、
もっと頑張れることもたくさんあるでしょう。
そこは私の頑張りどころで、
家族ぐるみの付き合いをしていけるような人たちを作っていく必要性。
特に息子は一人っ子なのでそう感じます。

ただ、コロナが邪魔をする・・・
幸い、よくいとこと出かけることは出来ています。
今日もいとこたちとお花見に行きましたが、
いとこは3兄妹、自然と3人で遊び出す姿と
そこに混じる息子の姿を見ると
家庭に子1人、対、大人5人(我が家の場合、4世代同居なので)か
子が複数いるかの毎日の影響ってものすごいよな・・
と思ったりするのです。
だからと言って2人目を作る気はないので
勉強以外でもっとお友達と一緒にいられる場(学校じゃない空間)が
あったらいいなと思っています。

そんな大袈裟な。
子供は勝手に友達と遊ぶでしょ。
と思うかもしれませんが、
ど田舎で校区内でも子供同士の家が離れており、
特に低学年の間は
お友達と遊ぶのにも親が送り迎えをしないと難しい距離で
放課後は一人で家で過ごす子も多いというのが田舎の現実です。

田舎だから、無条件に子育ての環境は抜群に良いとは
限らないこともあるのだと、
住んでみてわかったことです。

ただ1つ、楽しみなことは
またいとこが関東からUターンしてくることが決まり、
4月からは息子より1つ上のお兄ちゃんと気軽に誘い合って遊べそう!
ということ。
年が近い子と、親族なので、最初からあまり遠慮のない距離感で
いろいろと出来そうなことがとても楽しみです。
気軽に子供だけを預かってあちこち出かけたいと思っています。

よその子を誘うのって子供だけなら問題ないのですが、
結局その後ろにいる保護者に気を使うので億劫になりがちです。

例えば去年は、息子の誕生日会をしたいなと思っていましたが、
お友達を誘うことで、
プレゼントに気を使わせてしまうのでは?
とか、
お友達の誕生日にも誕生日会をして息子を呼ばないと。
と思わせてしまうのでは?

などと思ってしまう自分がいました。
コロナ禍で、結局難しい事だったのですが。
考えすぎだし、よそはよそ、うちはうち。と、
私は思うので、あまり気にせず
やりたいことは後悔しないようにやろうと思っています。

園長と話して、余計に感じたのは
案外「これがしたい!」と言ったことに対して
園は否定しないスタンスだったのか。
親が言ってくれるのを待っているのか。ということ。
そして、先生たちは応援してくれるということです。

私は圧倒的に、「やりたい!」と思ったことに対して
受け入れられるという経験が少ないので
「言ってもしょうがいない」とか
「相手に迷惑をかける。」という思いが先立ってしまうのですが

自分のやりたいことをどんどん追求していい。
スキを伸ばす。

という部分だけは、しっかりと息子にお手本を示し、
やりたいことを楽しむこと、
とことんやってみることを、
応援していきたいと思いました。

そうして、スキを伸ばして自信をつけて
小学校生活を楽しんでもらいたいです。

どんな小学生になるのかな!

そうそう!
卒園式の時に感動した息子の言葉を聞いてください。
園長から卒園証書を受け取った後、
一人ずつ「大きくなったら・・・」と将来の夢を発表したんです。
その時の息子の夢は

「大きくなったら折り紙博士になって、
説明書にない折り紙をたくさん作りたいです!」


思わず「かっこいい!!!」と言って、拍手喝采しました。
本当にかっこよかったなぁ。
何を言うのかは当日まで知らなかったので
本当にびっくりでした。

というか、本当に折り紙が大好きで
最近は、オリジナル作品を生み出すようになっていたのです。
本を見ずにいろんなものが折れて、再現度も高く、
いつもとても感心していました。

なので、その目標はとても息子らしくて
私はとても嬉しい気持ちになりました。
いつの間にか、
自分の好きなこと、したいことがたくさんあって
堂々と言えることが頼もしかったです。

これからも、息子の好きなことを
とことん応援していこうと改めて思ったのでした。

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