貧しい村web3
ふと森本さんのことを思い出し、読みたくなって2度目の購入
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本はまだ序盤
森本さんの視座は相変わらず素敵だなと思うし、それらを実践し続けてこられたので言葉の重みが違う
なんとか受け止めようと想像力を働かせる
今朝の起床時、住みやすい貧しい村づくりx web3というキーワードが頭に浮かんだ
web3技術で住みやすい貧しい村づくりを加速できないか
これはまちづくりや地域活性、地方創生から見た視点
web3からの視点で見ると、「住みやすい貧しい村」づくりは具現化されたゴール、可視化されたメタファーになるのでは
森本さんの言う住みやすい貧しい村とはお金がなくても安心して生きていける村
森本さんがカンボジアに作った村ではシルク製品を養蚕から手掛けている。もっと言えば蚕が住める環境作りから。荒地を豊かな森へと育てるところから。そして、そのシルクを使って製品化し販売
村の住人は職人でもあるので給料が発生している
面白いのが、給料をとりに来ない人が何人もいるところ
つまりお金の価値が適正であるということ
人生のゴールがお金を稼ぐことではない
お金がちゃんと手段化している
コミュニズムとキャピタリズムのバランスが良いのだろうと思う
web3が近代の価値観で使われてしまうと、暴走してしまうだろうと懸念されている。web3技術を使って何がしたいのか、どんな社会にしたいのかが重要と言われる所以
ゴール設定の重要性
社会という大きなものから、自分の住む地域といったぎりぎり目の届く範囲まで、それぞれの規模でゴールの設定が肝となる
森本さんは目的と手段が明確にわかっていたのだろうなと思う
流動的で可塑的なそれに対して、呼応されていた。
陰陽のマークも静止画としてとらえるのではなく、蠢いている、生命活動を意識して眺めるものなのだろうと思う
引き続き読み進める
読みやすい内容だから、読書が好きな娘にも読んでほしい