今朝、起きたときに布団の中で気がついた。 「あ、1年前のちょうどこのくらいの時間に、パパが死んだんだった!」 すると、1年前のことなのに、昨日のことの様にありありと、あの日、あの時のことが蘇ってくる。 ちょうど、私がいま寝ているこの部屋のベッドの上で、父は亡くなったんだ。 私は父の寝息が聞こえるベッドの近くに布団を敷いて寝ていた。 毎晩、夜中に起きて、何度か痰の吸引をしなければならなかったからだ。 朝になったので寝たままの状態で襖を開けて 「パパおはよ!」 と、一言
バイオグラフィーワークは、ルドルフ・シュタイナーの考え方をもとに作られた大人のための自己教育のプログラムです。 ルドルフ・シュタイナーは、日本ではシュタイナー教育で知られていますが、彼が始めた人智学は教育、農業、建築、医療など、様々な分野に渡っています。 バイオグラフィーワークは、その中の医療分野でシュタイナーの考えを元に後継者たちが治療を目的として発展させたものです。 この様な手法が必要とされた背景として、二つの大戦を経て人々の繋がりが薄れ、周りの人を理解するのが難しく
いづみ恭子です。 東京都の郊外、多摩地区に住んでいます。 産後ドゥーラという仕事をしています。 赤ちゃんが生まれたご家庭を訪問して、お母さんの産後直後から子育てや家事を支援する仕事です。 この仕事をはじめて丸7年が経とうとしています。 今は主に地域の多胎児のご家庭の支援をしています。 また、バイオグラフィーワーカーとして活動しています。 バイオグラフィーワークというのは、シュタイナー教育で知られる、ルドルフ・シュタイナーの人間観を元に発展した 「大人が自分の人生