自転車と飛行機の関係/2007.07.15
日本のJAL、ANAでも大量採用されている
ボーイング787
機体にカーボン(CFRP)素材を採用している。
当時そんな話題でした。
自転車はそれよりもかなり前にスポーツ自転車の
中心部分「フレーム」にカーボンは80年代から
本格的に商品化されていました。
当時はあんな大きな機体の一部とはいえ
カーボン素材が使われるなら自転車なんかには
回ってこないんじゃないのと関係者含めて
心配していました。
もちろん杞憂でした。
787はカーボン素材以外の箇所に不具合がみつかり総点検。
もちろん不具合で飛行機が飛ばなかったワケではありませんが
今は両社のメイン機の一つとして毎年何度も乗っています。
飛行機といえば懐かしいジャンボジェット-ボーイング747が
ほぼ退役している時代に新しい主力ジェット機になりました。
自転車にはカーボン以外にも沢山の新素材が採用。
新素材という名のもとに現れてそして消えていきました。
今残っているのはアルミ合金とカーボンを中心とした
複合素材だけ。
もちろん素材の使い方や工法は大きく変わったけど
それでも素材としての信頼は揺るがない。
もちろん、従来からあるスチール(鋼)は健在だけど
高級車はほぼ一択。
これからも素材としての深化は楽しみです
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