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見る自転車スポーツ/2007.07.27

スポーツはやるもの。
自転車は「DO(やる)」の要素が強い。
逆に「WATCH(みる)」が圧倒的に少ない。
スポーツ全体でみるとサッカーとか野球は
自分でやっている人の方が少ないのでは。

どっちがよいかではなくそういうスポーツの
捉え方だと思います。
自分でやるなら道具が必要。
自転車を持っているヒトなら走るけど
持っていないヒトが自転車レースを熱心に
観るかは別の問題。

逆にサッカーとか野球はそもそも球場があるから
そのスポーツファンとしてそこに集まるし
当然プロ選手にも収入と注目が集まる。

自転車選手は現代でこそ収入として億を超える
ライダーもいるけどとにかく収入はケタ違いに
低いかな。

これも昔から言われていたことでいわゆる
ファンの集まる競技場のようなものが少なく
公道でおこなわれるロードレースならば
観戦料はタダ。

これがいいなんて言われていたけど
ヨーロッパでの自転車レースの人気は
やっぱり下がってきている。
プロスポーツ視点でライダーの持つ驚異的な
身体能力を披露することでお金が生まれるのは
いいけどそれでも、自転車競技を視聴する場合に
サッカーや野球とは違う構造になっているのは
本当に永遠に解決できないかなと。

もちろんスポーツはプロが全てではない。
そのスポーツのすそ野は子供から始まっているし。
オリンピックよりも古い歴史をもつツール・ド・フランスで
さえその人気にも大きな変化が起きている現実から
もっとこのスポーツの存在意義を変える必要がありそう

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