【自己受容って何だろう ~どんな自分にも寄り添える自分へ~】
先週のオンライン座談会のレポートです。
2020.5.22(金) 13:00~15:00
Cuddle座談会
【自己受容って何だろう
~どんな自分にも寄り添える自分へ~】
をテーマにzoomにて開催。
●参加者 大阪、神戸からと7名。
●ファシリテーター マザーズコーチである川端紗苗さん
自己紹介とアイスブレイク
「最近がんばった事はなんですか?自分ほめてあげちゃいましょう」
早起きした!庭の草ひき!おこさんの気持ちに夜中2じまでよりそった!食べ盛りのこどものご飯作り!ウォーキング!cuddleの活動!ピザだけでなくペペロンチーノまでつけたよ!など。
生活のちょっとしたがんばりを認めあい、ほっこりとした雰囲気になりました。
今日は、テーマでもある「自己受容」についてマザーズコーチでもある川端さんのセッションで盛り上がりました。
☆ 自己受容とは自己肯定感ともよく似ていて、
・ ありのままの自分を肯定すること
・「できる自分」も「できない自分」も受け入れること
・自分には生きているだけで価値があるということ。
doing(行為・行為に関すること 成績、外見、肩書など)よりも
being (存在。感じていることそのもの。)
お子さんが学校に行っているとか行っていないという「行為」よりも
ありのままのお子さんの「存在」を大切にしたいですね。
ありのままの存在の自分を受け入れることができたら(自己受容)、他人も受け入れられるようになる(他者需要)ことは脳科学でも認められています。
そうなると、人と比べなくて済むようになります。
☆ 親子関係に当てはめると、、、
「もしお子さんが悲しんでいたらどうする?」
お子さんをよしよししてあげますよね?
辛かった気持ちに共感してあげますよね。
こんなことで泣いてしまうじぶんなんて・・・
こんなこともできないなんて・・・
まさしく、このケース、お子さんは「受け入れられたい自分」であり、親は「受け入れる自分」でもあります。
不甲斐ない自分自身でをも大切にしてあげましょう!!
この受容体験ができたなら、自分の根っこにあったさみしさやコンプレックス、悔しさをのりこえて、自分自身への信頼感が増すようになります。
☆ワークタイム 10分程度
・あなたが大切にしている価値観は?
・あなたがやらないと決めていることは?
・あなたが我慢していることは?その我慢のメリットとデメリットは?
参加者のみなさん、真剣に自分の内面と向かい合います。
毎日いそがしくって、大切にしてあげなくてはいけない自分自身を見失いがち・・・。こんな時間を大切にしたいですね。
参加者それぞれが出した答えをシェアしました。
家族や人を大切にしたい価値観は共通していたものの、それぞれが異なった答えがでました。
答えはその時々によっても変わります。
深堀りして考えると全く違った答えがでることも。
☆自己受容ができると、人の言動で心がざわついても・・・。
・自分が断ったことで相手が不機嫌になった
断ったことで相手ががっかりして、罪悪感をもった
自分さえ我慢すればすべて丸く収まる
→
・相手の感情にまで責任をも持たなくていい
まずは自分の気持ち心地よさを優先する練習ができる
「いやだ」といえない自分でもok が出せる
→
「心の中に安心・安全な場所ができる」!
☆ ブレイクアウトルームにて考えたことを話し合う
みんなでお子さんのことや、自分自身の思春期の体験談で森あ上がりました。
☆ みんなで気づきのシェア
・お母さんだからって何もかも我慢しなくていい
・自分をもっと大切にしていい
・感情の波を緩やかにしたい、波に巻き込まれないようにしたい
・相手の感情は相手だけのものと区別する
・「まあ、いいか」と肩の力をぬいてこどもと接したい
しんどい思いをしているお子さんを、自己受容で満たされた大人がサポートしてあげたいですよね。
大人が自己受容する姿勢が、きっとおこさん自身の自己受容につながるはずです。
次回は、6月6日(土) 10時~12時 zoomにて。
詳細は後日お知らせします。
不登校の悩みがあってもなくっても、ちょっとホッとしたいだけでもok!です。ぜひ、ご参加くださいね。