オーガニックコットンのラグを作る<その3>|cucan 商品開発
新しくオーガニックコットンを使った商品を開発するために
私たちが大切にしたい事について、連続で記事にしています。
①肌に直接触れる部分への生地の優しさ
②殺風景になりすぎない生地の素材感
③インテリアに馴染むカラーリング
④大人も子供もナチュラルに心地よさを感じる風合い
⑤お手入れ、取り扱いが簡単で扱いやすい
前回の記事で、こちらの内容について書きました。
①肌に直接触れる部分への生地の優しさ、について
今回は、こちらの事を書いてみたいと思います。
②殺風景になりすぎない生地の素材感、について
③インテリアに馴染むカラーリング
ラグってインテリアの「脇役」!
インテリアの中で、ラグは大きな面積を占めるアイテムです。
存在感があり、とても重要だと言う事はイメージしやすいですね。
ただし、ラグってインテリアの「脇役」!
主役はやっぱり、家具ですかね?
ソファーとか、テーブルとか、棚とか。
後は小物で印象を決めたい方も多いと思います。
だから「脇役」のラグは、主役を引き立てる存在にしたい。
と言う理由なのかな?と思うのですが
無地を選ばれる方がとても多いようです。
クーカンのアンケート結果でも約70%の方が「無地のラグが欲しい」と回答されています。
インテリアに馴染む色とは?
ただし、一言で無地と言っても素材感がある無地でないと、インテリアとしては殺風景になってしまう・・・
と、思っています。
例えばお洋服で言うと、無地の白いシャツ。
清潔感もあるし、どんなアイテムとでも組み合わせしやすい。
でも、組み合わせによっては制服みたいで真面目になったり、
地味で印象が薄くなってしまったり。
インテリアも同じで、無地なら何でも合わせやすいし万能だと思われますが、素材感とか、生地の凹凸感とか、遠目には無地に見えても近くで見ると色んな色が混じってるとか・・・
こういった複雑な濃淡や陰影が作り出す物が「深み」となっていて、安心感や安らぎを与えたり、のっぺりした印象で事務所っぽく殺風景なったりすることを防いでくれます。
インテリアにとっては、そういった事が本当に重要だと思うんです。
企画をする時にイメージすることは?
私たちはいつもラグの企画について考える時も、
この事をとても重要に思っていて、
・色んなアイテムと組み合わせしやすくて
・トレンド感も感じられて
・素材感や温かみを感じられる
そんな仕上がりをイメージしています。
今回のオーガニックコットンの生地も、フラットな平織りの生地なのですが、経糸と横糸で違う色を使う事で、ベタっとしない、ふわっと優しい色に仕上がっています。
それは、一見ただの無地に見えると思うんですが、敷いてみて、実際に過ごしてみたときに、印象に残らないくらいさりげなくて、もしかしたら選んだときは気にしてないくらい。
それくらい溶け込むように、色を気にしたいと思っています。
逆に考えてみると、どんなに流行しているからといっても、派手なショッキングピンクとか、濃いパープルが全面1色では、やっぱり落ち着かない・・・
遊び心のあるインテリアを目指したとしても、単色で人工的な色ではくつろげるお部屋にはならないのです。
当店のお客様は、お子様のいるご家庭のママさんが多くいらっしゃいます。
ご家族が「何となく心地よくて思わずゴロゴロしてしまう・・」
ラグを新しくしてくださった時に、こんな風になったら大成功!
そのためにも、さりげなくて伝わりづらくても(笑)、
微妙な色合いや質感には拘っていきたいと思います!
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