店長CUBEのオススメ #41
#40の前回から少し間が空いてしまいました(汗)
今日からまた書き連ねていきます~
週1ぐらいのペースで、週前半に出していけたらなと思ってるので
音源探しのお供や時間あいたときの読み物にしてもらえたら!
これまでにもいろいろと自分の好きなバンドの音源やおすすめを取り上げてきましたが、今日のは中でも思い入れの強いバンドの1つであるDANCE GAVIN DANCEの作品をピックアップしてみました↓
(思い入れ強くて少し長くなってしまいました…笑)
DANCE GAVIN DANCE / tree city sessions 2
アメリカ・カリフォルニアはサクラメント出身のポストハードコアバンド
DANCE GAVIN DANCEが21年にリリースした音源で、通常のアルバムではなくライブ録音されたアルバムシリーズ「Tree City Sessions」の第二弾です。
ポストハードコアの中でもいわゆる【プログレッシヴポストハードコア】というところに分類されているバンドで、独特のテクニカルな演奏とストレートにはいかない変則的な展開、随所でのエモーショナルさやキャッチーさも駆使したメロディを交える展開の多彩さ、切り込むシャウトでの激しさ等が特徴的。
近くリリース予定の最新アルバムから一曲どうぞ。
2006年のデビューから着実にその人気を不動のものにしていき、今となってはシーンの代表格とも言えるバンドへと成長しました。
コンスタントなアルバムリリースもうれしく、今年リリースされる最新アルバムで10作目という多作ぶりで1年ぐらいのスパンでアルバムがリリースされることもあってこちらがビックリするときも笑
またこれまでにメインのクリーンボーカルが3人(Kurt Travis、Jonny Craig、Tilian Pearson)入れ替わっていることもあって、各時代でリスナーの聴き方や好みが分かれているのも、DGD好きの人と話していて楽しい要素の1つだったりします。
で、今回ピックアップした音源はそのアルバム群の中からではなく、ライブアルバムという変化球。
いやでもこのアルバム、ライブでの彼らの演奏力・再現度の高さにただただ驚くばかりの一枚となっているんですよね。
コロナ真っ只中だった2020年に、彼らの地元サクラメントにある名所タワー・ブリッジを完全封鎖して開催されたストリーミングライブ『TREE CITY SESSIONS VOLUME 2』をパッケージングした内容になっています。
そのライブから1曲が映像でもリリースされてますが、これを観れば彼らのライブのクオリティの高さを感じてもらえるんじゃないかと。
ライブのセットリストはファン投票によって決まっているので、新旧アルバムからの選曲となっていてDGD聴き始めな方にとっても、良い収録内容だなと思っています。
過去作は聴いてたけど最近はあまり聴けていなかったなっていう人も、過去曲を聴いていろいろと思い出したりしながら今のDGDを知ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
実は少し前にバンドのベーシストTim Feerickが急逝したという訃報がありけっこうなショックを受けたりもしていました。
次に発売される10作目のアルバムが彼が参加した最後のアルバムとなってしまいましたが、バンドは彼の死後にバンド活動をどうしていくかを話し合い、前に進めていく決断をしたので今後も彼らのことを見守っていきたいなと思っています。
ちなみに、メンバーでギタリストのWill SwanによるレーベルBlue Swan Recordsは同じようなタイプのバンドをリリースしていたこともあり、この手のジャンルを「Swan-core」と呼称していたりもします。
またWillが他に関わるバンドやSwan-core関連で掘り下げていくと同系統のバンドがいろいろと出てくるんです。
DANCE GAVIN DANCEが好きな人はそこから派生して様々なバンドへと広げていきやすいと思うので、今回のブログの彼らのことを知った人なんかはDGD掘り下げつつ他にも新しいバンドと出会っていってもらえたらうれしいですね!
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