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OUTLINE IN COLOR / coast is clear

土曜の夜。
週末をそれぞれ楽しんでるかなと思いますが、空いた時間にでも読み進めていってください。

USポストハードコアOUTLINE IN COLORの最新アルバム(2022年リリース)が数日前に入荷したので、今日はそれをピックアップです。

OUTLINE IN COLORの5th FULL

2010年代からシーンで活躍しているポストハードコアバンドで、その当時からずっと好きだという人も周りにわりといてる印象あるぐらいには人気や日本での知名度高いバンドの1つです。

今作は、リリースとしては2021年のepに続く作品になりますが、アルバムとしては2019年に自主リリースしたセルフタイトル作以来なので約3年ぶり。

とは言え、
・2019年 4thアルバム
・2020年と2021年 2部作ep
・2022年 今作アルバム
と1年おきでコンスタントにリリースを重ねてきてくれてるんですよね。

4thの時に、それまでクリーンボーカルを担当していたメンバーが脱退して初代ボーカルが復帰。
その後シャウトボーカルを担当していたメンバーが脱退し、2020年のepからはそれまでベーシストだったメンバーがシャウト担当になり、ベースをクリーンボーカルが兼任。

というかんじで、編成にも少し流動的なところがあったこの数年ですが、それを経て今回のアルバムではサウンドもより強固なものとなり、表現できることの幅も広がったのでは?という印象を受けました。

前2枚のepでもその気配は見えていましたが、より明確にそういった部分が感じ取れる内容なのではないかなと。

エモーショナルな美メロとタフさのあるメタリックサウンドの掛け合いを軸にしたスクリーモ/ポストハードコアスタイル

ベースにあるものは大きく変わらないものの、よりスケールを大きく表現するようなロックアプローチは現行バンドのトレンド感もあるし、ストレートでキャッチーなメロディだけに頼らないグルーヴ感やミドルテンポの表現力は格段にUPしたんじゃないでしょうか。

この4曲だけでも、それぞれにアプローチの雰囲気が違っていて彼らの多彩な表現力の一端を感じ取ってもらえるかと思います。
(今までの雰囲気に一番近く聴こえるのは3つ目のMVかな?)

アルバムは13曲入りとボリュームもしっかりなので、1枚通して聴いてもらって彼らのキャリアに裏打ちされた秀逸な世界観に浸ってもらいたいです。

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