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#05経営にアートディレクターって必要?-CEO窪井/経営日誌

こんばんは、株式会社ctow 窪井です。
今日は、経営におけるアートディレクターの役割について考えてみます。

◾️アートディレクターとは?
広告やゲーム、Webサイト、商品パッケージなどのデザインに関わる制作物において、制作の進行や質の管理など、全体を統括する役割を担う職業

Search Labs | AI による概要

「動画やHPなどの制作物を監修する役割」と読み解けます。しかし、ユニクロの柳井さんは、アートディレクターと協力しながら経営を進めていったと聞きました。

この記事の中に、このような会話がありました。

(柳井さん)実際に可士和さんとの仕事がスタートして思ったのが、可士和さんは整理ができる人だということ。このブランドの強みは何か、弱みは何か。世界でポジションを取るためには、何をやったらいいのかということを、きっちり整理してくれる。

https://goetheweb.jp/person/article/20210214-yanai_kashiwa_01?heading=2

目的達成のための整理、そして、表現

ctowを創業して1年と少しが過ぎました。
事業を成長させるため何をすべきか、毎日考えます。

「独自の商品を作るために、自社の強みを活用しよう」
「採用が成功するようにTikTokの実績を全面に出そう」
「社内に理念を浸透させるために、伝わる資料をつくろう」

など、自社の価値を上げるための手法を考えます。
そして、そのどれもが「アイデアをカタチ」にするものだと考えます。

私たちは、社長プロデュース事業を通して、社長の本質を広く伝えるお手伝いをしています。そうです、「社長の本質」を伝える事業です。

・・・「社長の本質」ってものすごく抽象的です。

「清掃業を通して、社会の幸福に貢献したい」
「スーパーカー販売を通して、夢を実現を応援したい」
「営業代行を通して、良い物を困っている人に届けたい」

以上は、これまで取材した社長からお聞きした社長が働く意味の抜粋です。これから分かる通り、社長が働く意味=本質は、手段ではなく、目的です。

そうです、「社長の本質」は、
「手段」ではなく、「目的」にあります。
ものすごく抽象的だと気が付きました。

そして、
その抽象的な概念が、
事業を構成する根幹になっています。

だから、企業活動において、
「目的」はきちんと社内外に表現すべきだと思いました。
しかしながら、抽象的(カタチないもの)を表現する難易度は高い。

だから、事業の「目的」よりも「手段」に目が入ってしまう。
「手段」は目に見えることなので、自然な事だと思います。

だけど、「目的」を表現し、
伝えなければ、他社との差別化ができない。
結果、市場から選ばれにくい会社になってしまう。

冒頭で、申した通り、私は今、
事業を成長させるため何をすべきか、毎日考えます。

「どうやったら事業が成長するのか?」

様々な要因があると思いますが、
その一つに、「市場から選ばれる存在になること」が
挙げられると思います。

我々が属する映像制作やブランディング領域は、数多くの競合がひしめき合っています。その「手段」では、差別化できない。だから、どうすれば市場で選ばれるのかを考えています。

「抽象的なもので、商品をデザインしていく」

このような、目に見えないものを表現する能力が必要なんだと、柳井さんの記事を拝見して感じました。

経営にアートディレクターの力をお借りしたい

今日このような気づきを得たのは、昼間にアートディレクターの方をミーティングさせていただいたことがきっかけです。
我々は、市場での独自ポジションの獲得には遠く及びません。
また、その目標に到達するための手段は無限大。

いかにして、そこに到達するのか。
そのために、何を削ぎ落とし、コアな価値を届けていくべきか。

ctowの抽象的な概念を、
事業の基盤に据え、商品に落とし込み、社会で表現していきたい。

これからアートディレクターの力をお借りしようと思います。