カリブの海賊が生んだ、ミントとライムの爽やかなカクテル
こんにちは。リチャードです。
皆さん、カリブの海賊が生んだ、「魔力」や「魔術」と呼ばれるカクテルをご存じですか?
恐ろしい響きのカクテルですが、無性に飲みたくなる、お気に入りのお酒です。
響きの印象に反して、ミントとライムの風味が特長で、とびきりの爽やかさが楽しめるラムベースのカクテル、「モヒート」です。
「モヒート」の誕生
「モヒート」は、キューバ生まれのカクテルです。文豪ヘミングウェイが愛飲したカクテルとしても知られています。
この「モヒート(mojito)」という名前には、諸説ありますが、アフリカのブードゥー教の「MOJO」に由来しているそうです。スペイン語で「魔力のお守り」「魔術の虜」「魔法」を意味しています。(名前の由来は、爽やかではありません。。)
そして、「モヒート」の誕生は、1500年代後半にまで遡ります。
英国女王・エリザベス1世公認のカリブ海の海賊(公認されているのが、スゴい。。)が作った「ドラケ」に端を発しています。これは、サトウキビの蒸留酒、ライムジュース、そしてミントを混ぜ合わせたものです。
そして、1920年からのアメリカの禁酒法時代に、キューバに滞在したアメリカ人がよく飲むようになり、キューバのハバナや、ジャマイカのキングストンで大流行し、いまに至っています。
「モヒート」の作り方
まず、たっぷりとミントの葉を、ホワイトラムと砂糖とライムを入れ、グラスの中でつぶします。このとき、先端がギザギザの突起状のアイテム「ペストル」を使うと上手くすりつぶすことができます。100均などにあるミニすりこぎでも代用できます。
そして、そのグラスをクラッシュアイスで満たし、炭酸水を注ぎます。少し手間がかかるカクテルです。
おすすめのホワイトラムは、1862年にキューバで設立された世界最大のラム酒ブランド「バカルディ」です。
お酒が苦手な方は、「バージン・モヒート」というノンアルコールもあります。あの爽やかさを充分に楽しめるはずです。
ぜひご賞味ください!
それでは、また。