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閲覧注意、絶対吹き出す話

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心がささくれたり、疲れすぎたとき、とにかく笑いたいときのnoteたち。
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#青春

男子高校生の非日常

男子高校生の非日常

二十四歳になる部下は一人で飲食店に入る事ができないらしい。

曰く、
「家族連れや恋人、友達と複数人で来ている他の客から笑われているような気がしてならないから」
との事だ。

正直な事を言うと、僕はこれ、ちょっとわかる。
念の為に言っておくが、今となってはそんな事は一切気にならない。
飲食店なんて余裕で一人で入れる。
牛丼屋やラーメン屋やファーストフード店は勿論の事、ファミリーレストランにも普通に

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僕らのキセキ  【#教養のエチュード賞 応募作品】

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「俺も昔は結構やんちゃしてたんだよ」

居酒屋とかで酔っ払ったおじさんが言ってるのをよく聞く。
やれ「喧嘩に明け暮れていた」だの、
やれ「暴走族に属していた」だの。

こういう事を言う人は大概、本当に不良だった過去はないし、
仮に本当に不良だったとしてもC級ヤンキーだったりするのが世の常だ。

それを十分に踏まえた上で言わせてほしい。

僕は昔、暴走族に属していた。



僕の地元は山口県の田舎

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総員Sucker

総員Sucker

こう見えてサッカー部だった。
“こう見えて”と書いたところで皆様に僕がどう見えているかはわからないが、大概の人にこれを言うと
「えー、意外」
と笑われるか
「はいはい。で、本当は何部だったの?」
と、そもそも信じてもらえない。

正真正銘、僕は中学の三年間をサッカー部員として過ごした。
こないだ実家に帰ったときも、ユニフォームで写っている当時の写真があったので、おそらく真実である。記憶の改ざんとか

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