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「とうのう」体験(たいけん)プログラム 2日目 お宝さがしとペンダント作り

この記事では2023年8月21日-23日に参加した、波佐見(はさみ)の「とうのう」体験プログラムについてレポートします.
お宝さがし
「とうのう」体験2日目の午後は、お宝さがしです。写真のペンダント、なんと古ーい時代の陶磁器のかけらで作ったんです。
波佐見は400年前から中尾山という山の上の方で陶磁器を作ってきました。やきものの割れたカケラのことを「べんざら」というそうですが、この古い時代の「べんざら」は川の流れとともに里の方まで流れてきているそうなのです。波佐見町学芸員の中野雄二さんが案内してくださったのは、「高山」工場近くの何の変哲もない川。そこには数百年前の「べんざら」がざくざくあるというのです!

さあ、みなさん、川に入って探すと、たくさんの「べんざら」が見つかりました。

しかし、ここからが大切。ひろった「べんざら」をよく見ると、数十年前のものから数百年前のものまでさまざまなのだとか。中野さんに鑑定してもらいます。

中野さんによると、「べんざら」の模様によって年代がわかるのだとか。私はあまり古いものは見つからなかったけど、300年前の「べんざら」を見つけた人もいました。

ペンダント作り
お宝を見つけた後は、それを使って、ペンダントを作りました。
教えてくださったのは、波佐見町歴史文化交流館の山口浩一さん。「べんざら」のまわりに針金を張り付けて丈夫にします。それから針金をくるくるひねってペンダントトップをつくり、ひもをつけます。

「べんざら」の周りに針金を付けます。
木のへらなどで「べんざら」に針金をしっかり固定します。
ひもをつけて完成!
世界に一つ私だけの「歴史的お宝ペンダント」

ちょっと難しかったけど、これもまた世界に一つだけのペンダント、「とうのう」体験の記念になりました❣

MIHO Yamauchi@NIU

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