激・硬派 ゴーヤーチャンプルー
「もう絶対、これだ。」と思うゴーヤー炒めを生み出したのでレシピとして残す。
材料
ゴーヤー 1本 ※青々しくて、ちゃんと苦そうなやつ
分厚くてしょっぱい豚肉加工品 100〜200g
スパム的なやつ
または ボロニアソーセージ (いわゆるハムステーキ)
または 明宝ハム (参考 https://kakakumag.com/food/?id=10482)
油揚げ 1袋分
もやし 1袋分 ※絶対ぬるま湯で数回すすぐ。他の野菜が入ってるやつでもよい
冷たい緑茶と白いごはん
調味料
ナンプラー
塩
ほんだし
油
作り方
フライパンに油を敷き、油揚げを手でちぎって焼く。カリカリに。裏表にちょうど焼色つくくらい。
端に寄せ、ハムを焼く。ちょいカリカリまで。焼色ついたらナンプラーをたっぷり回しかけ、ちょっとしょっぱいカリカリハム&ほんのり味する油揚げを生み出す。
ゴーヤーをいつものように切って、塩でザッ揉むが、水気を出し即絞る。塩気と苦みを残したいので放置しない。そのままフライパンへ。
油揚げ、ハム、ゴーヤーをザカザカ混ぜ炒める。ゴーヤーの火の通りは軽めがスキ。
フライパンにまんべんなく具材を広げ、その上にもやしその他野菜をこんもり乗せる。もやしの上からほんだしをハサハサかけて、もやしから水分が出る→下のカリカリ油揚げがそれを吸う という構図を生み出す。
もやしが少ししんなりしたらまたザカザカ炒めて、好きなシャキシャキ状態で火を止める。
ほぼ野菜炒めって見た目が完成。冷たい緑茶と白いごはんを食卓にやわって、フライパンごとどうぞ。
こだわりポイント
卵や、木綿・絹豆腐といった保水がちの食材を使わないため口当たりが軽く、夏の冷蔵庫保存も比較的安心。次の日も食べやすい。
そしてゴーヤーがしょっぱくて苦い。これが冷たい緑茶に合う。昔は砂糖やオイスターソース、醤油でゴッと食わすゴーヤーチャンプルーが好きだったが、ナンプラー味の野菜炒め形式もまた乙なものである。
油揚げ自体にはあまり味が濃くなりすぎないほうがいい。というのも、ハムとゴーヤーの塩気と、もやしの水分を利用して、カッサカサの油揚げを楽しむレシピだからだ。カッサカサの油揚げが好きな人には賛同してもらえると思う。カリッカリの厚揚げでも楽しかろう。ゴーヤーの緑とハムのピンクに、卵を入れなくても黄色要員になってくれる油揚げが嬉しいはず。
最後に。明宝ハムを入れたら美味しいに決まってるし、チートなのは否めない。でも前述の通り、油揚げに味をあまりつけないよう作るので、その油揚げに受け止めてもらうための塩気と豚感の濃さが必要だ。それにわたしは地元のおいしいものはたくさん宣伝したい。鞦韆は漕ぐべし明宝ハムは (おいしいんだから) 食べるべし。
離れて久しいが、皆が元気ならいいなと心底願っている。