最近の記事

施工管理(現場監督)のリアル

募集職種の施工管理という仕事は厳しいイメージがありますが、実際はどうですか? 朝は早く、休日出勤や残業などもあり、確かにきつい仕事ですが、一度覚えれば必ず生涯役に立つ能力になります。 また、仕事の成果が目に見えるので完成した時の達成感もありますし、お客様に感謝の言葉をいただいた時の喜びは大変力になります。 ただ、やはりそれだけで頑張ることが難しいのは確かなので、労働環境を変えていこうと動き始めています。 また、長く働いてもらうためには、働きやすく、成長を手助けするよう

    • 施工管理(現場監督)の具体的な業務内容

      建設現場の成功の鍵を握るのは、施工管理(現場監督)の存在です。 建物が完成するまでには、多くの専門職の技術者たちの力が必要不可欠。その技術者たちの力を最大限に引き出し、プロジェクトを成功へと導くのが施工管理の重要な役割です。 では、具体的にどのような業務を行い、どのようなスキルが求められるのでしょうか。施工管理の仕事の全体像に迫ってみましょう。 施工管理とは、設計図および施工計画通りに工事が行われているかをチェックする業務であり、[計画][設計][施工][維持管理]の全てに

      • 現場監督の1日の流れと1ヶ月の動きを紹介

        建物が完成していく過程に立ち会い、時には困難を乗り越えながら、確かな達成感を得られる現場監督の仕事。 ここでは、実際の現場監督の1日の業務の流れと、ある1ヶ月のスケジュールをご紹介します。 ある1日のスケジュールこの日の朝は、直接現場へ直行しています。まず最初に、当日の作業が工程通りに行けるよう、人・材料・作業などを確認・指示します。もちろん安全な作業環境、工程であるかなども充実に確認します。 日中は、指示通り作業が行われているか、不足品がないかなどを確認しつつ、変更が

        • 現場監督の失敗から学ぶ

          こんにちは。建設会社で長年現場監督を務めてきた渡邉です。今回は、私が経験した大きな失敗とそこから得た教訓について、皆さんにお話ししたいと思います。特に建設業界を目指す若い方々に、この話が何かの参考になれば幸いです。 現場での想定外の出来事建設現場では、日々想定外の出来事が起こります。今回お話しするのは、私が現場監督として6年目を迎えた頃の出来事です。東京都新宿区早稲田で、鉄筋コンクリート造の地下1階、地上5階の新築工事を担当していました。 台風直撃、そして予想外の事態

        施工管理(現場監督)のリアル

          案件が途切れない秘訣

          今回は、私たちが実践している「営業なしモデル」について、その秘訣と実例をお伝えします。一般的な建設会社とは一線を画す私たちのアプローチは、単なるビジネスモデルではありません。それは、お客様との深い信頼関係を築き、社員一人ひとりが成長できる環境を生み出す革新的な取り組みだと思っています。 案件が途切れない理由弊社には、驚くべきことに専属の営業マンがいません。では、どのように仕事を獲得しているのでしょうか? その秘密は、企画設計者と現場担当者が営業を兼ねていることにあります。

          案件が途切れない秘訣

          フリーランス現場代理人(現場監督)について

          建設業界には、大規模なプロジェクトから小規模な案件まで、様々な業務があります。しかし、フリーランスとして建設現場の代理人(現場監督)を務めることは、想像以上に難易度が高いのが現状です。なぜなら、建設業務は一連の流れが非常に複雑で、フリーランスが一人で完結できる量ではないからです。 フリーランスの現場代理人は、主に大手・中小企業と業務委託契約を結び、現場の一部をサポートする役割を担います。私たちの会社でも、過去にフリーランスに依頼した経験があります。そのフリーランスは、大手の

          フリーランス現場代理人(現場監督)について

          渡邉社長の自己紹介

          1969年生まれ、群馬県高崎市出身。高校卒業後、上京して様々な職を経験し、中堅ゼネコンで14年間の現場管理と営業設計に従事。その後、2003年に株式会社シー・スペースを設立。10坪の小さな会社から始まり、現在は国内外で5社を展開する企業へと成長。これまでの経験を活かし、建築業界の持続可能な発展を目指し、若手育成にも力を注いでいる。 <パーソナルな情報> 1969年生まれ。代表取締役に就任。 趣味:仕事・ゴルフ・釣り 特技:計算が早い 資格: 一級建築施工管理技士、二級建築

          渡邉社長の自己紹介

          施工業務中によくあるトラブル10選

          施工現場では、数多くの予期せぬトラブルが発生します。現場監督として求められるのは、こうした問題に冷静かつ的確に対応する能力です。近隣からのクレームや工期遅延、追加工事の対応、業者の手配難など、業務は多岐にわたります。本記事では、現場でよく起こるトラブルを10項目に分け、それぞれの解決方法や対策を紹介しています。これから現場監督を目指す皆さんにとって、これらの課題にどう向き合うべきかを考えるためのヒントになるはずです。 1. 近隣クレーム対応 工事現場では、近隣住民からの騒

          施工業務中によくあるトラブル10選