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渡邉社長の自己紹介

1969年生まれ、群馬県高崎市出身。高校卒業後、上京して様々な職を経験し、中堅ゼネコンで14年間の現場管理と営業設計に従事。その後、2003年に株式会社シー・スペースを設立。10坪の小さな会社から始まり、現在は国内外で5社を展開する企業へと成長。これまでの経験を活かし、建築業界の持続可能な発展を目指し、若手育成にも力を注いでいる。

渡邉昌人

<パーソナルな情報>

1969年生まれ。代表取締役に就任。
趣味:仕事・ゴルフ・釣り
特技:計算が早い
資格: 一級建築施工管理技士、二級建築士
好きな言葉:他人の声で自分の信念を曲げてはいけない。
好きな食べ物:ステーキ
好きな海外旅行先:スペイン・イタリア(歴史的建築物がある所)

<簡単な経歴>

・経歴
高校卒業後18歳で東京に上京、運送業・飲食店等で様々なバイトの経験を経て、都内中堅ゼネコンで現場管理9年その後、営業設計5年、計14年間勤務。退社後2003年5月株式会社シー・スペースを設立。10坪のアパート1室、2名でスタートした会社が2フロア140坪、48名まで成長し現在は国内3社・ベトナムホーチミン・バンメトートに2社グループ会社の設立に至る。

・自分のキャリアについて
建築の仕事は幅広く設計・法規・土木・躯体・仕上げ・設備(電気・空調・給排水)・消防設備・・・等様々な分野があり、そのそれぞれの専門的知識が必要となります。また、現場で経験を積まないと習得できない知恵や応用力もあります。疑問点を自分の納得が行くまで掘り下げて継続する事で、点の知識が線につながり、更に線の知識が各分野において数本も出来ていきます。そのようなキャリアが最適な計画・工法・工期・コストを導き出し顧客の信頼につながって行くのだと思います。

・人生の転機となったこと
建築という仕事との出会い
最初は深く考えることもなく毎日忙しい日々を過ごしていました。現場で協力会社や工事関係者の皆さんと苦楽を共にして行くうちに信頼関係や達成感・知識が蓄積していくのを感じました。点の知識が線につながった時、私はこの仕事が好きなんだと実感しました。

<なぜこの事業をしているのか?>

適正な価値を提供し、持続可能な建築業界を支える
1. 適正な価値の提供は大手建設会社による高額な見積もりと、それに伴う下請け企業の厳しい経営状況が課題であること、中小企業として適正な価格で高品質な施工を提供し、業界全体にバランスをもたらす役割を果たしています。「適正な価値を提供し」とすることで、顧客にとって適正な選択肢を提供し続ける使命を表現しました。
2. 持続可能な建築業界の支援は、大手一強を抑制することで、中小企業が存在し続けることが重要であると考えられています。そのような建築業界における多様な企業の存続を支える存在です。「持続可能な建築業界を支える」とすることで、業界全体の健全な発展を目指す中小企業の重要性を強調しています。
3. 業界の公平性と顧客の選択肢は、入札参加企業が減ることで、顧客の選択肢が失われることが懸念されています。我社の存在意義は、このような状況を防ぎ、顧客に多様な選択肢を提供し続けることにあります。このコミットメントを遂行することで、顧客にとって公正な市場環境を維持するという使命も含まれています。

<この事業を今後どうしていきたいか?>

多様な価値を創造し、持続可能な未来を築く企業に成長していく
1. 多様な価値創造 、単なる建築施工に留まらず、賃貸住宅運営や飲食業など、様々な事業を展開しています。また、ベトナム技能実習生の受け入れと教育など、国内外で新しい価値を生み出す挑戦を続けています。この多様な取り組みは、地域社会や国際社会に貢献するための手段であり、「多様な価値を創造し」と表現することで、これを強調しています。
2. 持続可能な未来の構築、現在の建設業界が直面している課題に対し、持続可能なビジネスモデルを検討しています。特に、ベトナムの技能 実習生の育成は、未来の業界を支えるための重要な要素です。「持続可能な未来を築く」という表現は、これからの業界の発展と自社の成長を見据えた取り組みを反映しています。
3. 地域と世界への貢献、国内での施工事業だけでなく、将来的にはベトナムなど海外でも事業を展開し、現地の発展に寄与したいとする姿勢は地域とグローバルの両方に貢献することを示しています。このパーパスは国内外で社会的責任を果たし、広範な影響力を持つ企業であることを明確に伝えるものです。

<これから現場監督になっていく人へのメッセージ>

日本の建設業界はコロナ後に大きな変貌を遂げています。私はこの業界で35年仕事をしていますが、これほどの変化が訪れるとは良い意味で想定外でした。労働条件の改善が一番に大きな変化です。具体的には完全週休二日制・残業時間の減少です。とても良いことですが、それを引換に知識・経験不足によって様々な問題が現場で発生しています。弊社は知識・経験不足を少しでも補える様な社員教育プログラムの整備と工事管理のマニュアル化を進め、未経験の社員が入社後6ヶ月以内に、経験者が2ヶ月以内に自立して仕事を進められる体制を目指します。この教育プログラムは、基礎から応用までをカバーし、社員が効率的かつ迅速に業務に対応できるよう設計を進めて行きます。
人気のない地味な業界ですが建築技術は歴史を遡っても古来から進化・応用を重ねてきました、新しい仕事は魅力的ですが、建築はなくなる事はありません。人がいる限り存在する仕事だと思います。


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